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【ビジネスパーソン実態調査】意外と多いクリエイティブ作業。効率化が求められるなか、生成AI機能に期待

「クリエイティブ作業」というと、デザイナーなど限られた職種の人がおこなうイメージが強くありますが、最近はWordやPowerPointを使った資料作成でも、視覚的に分かりやすくなるよう表現やレイアウトの工夫が求められるなど、一般のビジネスパーソンもクリエイティブな作業をおこなうシーンが増えてきました。


実際、2024年11月~12月に実施したアンケート調査によると、意識せずにおこなっているケースも含め、多くのビジネスパーソンがクリエイティブ作業に携わっている現状が見えてきました。本記事では、具体的にどのような作業をおこなっているのか、どのような課題を抱えているのかなどを調査結果から紐解きます。


調査概要

調査内容:ビジネスパーソンにおけるクリエイティブ作業と利用ツールの実態の調査
調査期間:2024年11月~12月
調査方法:インターネットリサーチ
調査実施機関:SBクリエイティブ株式会社
有効回答数:615

回答者の属性のグラフ



実はほとんどのビジネスパーソンがクリエイティブ作業をしている

「クリエイティブ」という言葉の意味は広く、人によってイメージする範囲は様々です。実際、「普段の業務であなたがクリエイティブと考える作業をおこなっていますか?」という質問に対して「いいえ」と回答した人(36%)のなかにも、日々の業務でおこなっているアウトプットとして、「社内向け提案資料の作成」や「写真編集」「動画作成」などクリエイティブな要素を含む作業を挙げる人が多く含まれました。


普段の業務であなたがクリエイティブと考える作業をおこなっていますか?のアンケート結果のグラフ


日々の業務におけるアウトプット作業で当てはまるものを選んでくださいのアンケート結果のグラフ

提案資料の作成などは、一見クリエイティブではないと思われがちですが、レイアウトやカラー、フォントなど表現を工夫することが求められます。本人が意識していない潜在的なケースを含め、ほとんどのビジネスパーソンがなんらかの形でクリエイティブ作業に携わっている現状が浮かび上がってきます。


クリエイティブ作業は時間がかかる!どう効率化するかが課題

こういったアウトプット作業で重視するポイントとしては、「視覚的なインパクト」などのデザイン的な側面よりも、「伝えたいメッセージの明確さ」が多く挙がる結果となりました。こういった傾向が、「アウトプット作業がクリエイティブである」という認識につながりにくい原因の1つとなっているかもしれません。しかし、相手にメッセージを的確に伝えるためにアウトプットの表現を工夫することも十分創造的な作業だと言えるでしょう。


なたがアウトプット作業で重視していることは何ですか?というアンケートに対しての回答TOP3


また、アウトプット作業の困りごととしては、「時間がかかる」の回答数が318と、全体の半数以上が挙げており、ほかを大きく引き離しての1位となりました。上図のとおり、「効率的・短時間での作成・納品」を重視しているにも関わらず、多くの人が作業に時間をとられている実態が見えてきます。さらに、4人に1人は週に12時間以上をこういった作業に費やしているという結果もあり、業務全体のなかでも相当な時間を割いていることが分かります。こうした背景からも、品質の高いアウトプットを短期間で効率よく作成するための仕組みづくりが、今後ますます重要になると考えられます。



アウトプット作業でどのような点に困っていますか?というアンケート項目に対しての回答TOP3


ここでもAIへの期待が高い。自動生成で、品質と効率の両立を目指す

使用しているツールに求める機能としても、「自動生成などのAI支援」「豊富なテンプレート」が上位に入っており、作業効率化に対する高い期待がうかがえます。特に、文章や画像を自動で生成できるAI機能は昨今大きな注目を集めており、実際に多くのビジネスパーソンが関心を寄せていることが分かります。
すでに各種ツールではAI機能の搭載が進んでおり、例えば、「プレゼン資料の文章を自動生成する」「スライドに適した画像を生成する」など、クリエイティブ作業を支援する機能も増えています。AIがますます普及するなかで、これらの機能をどのように業務に取り入れ、活用していくかが、クリエイティブの品質と効率を両立するための重要なポイントとなりそうです。


普段使用しているツールで『こういう機能があったら』というものは何ですか?というアンケート項目に対する回答


クリエイティブ作業を効率化するデザインツール「Canva」

ビジネスパーソンのクリエイティブ作業を効率化するツールとしてお勧めしたいのが、オンラインデザインツール「Canva」です。デザインテンプレートやフォント、画像素材などが豊富に用意されており、デザインの専門知識がなくても、ロゴやポスターからPowerPointのプレゼン資料まで、簡単に高品質なアウトプットを作成できます。また、テキストやイラスト、画像、アニメーションなどを自動生成するAI機能も搭載し、作業のさらなる効率化を実現します。
さらに、企業向けのプラン(チームス/エンタープライズ)では、 チーム全体の作業を効率化するリアルタイムコラボレーション機能や、組織としてデザインやトーンを統一するためのブランドアセット機能なども備えており、個人の業務効率化に留まらず、組織全体の生産性向上にも貢献します。

以下の記事では、Canvaの特長や多様な機能について詳しく解説しています。
⇒ 誰でも簡単に無料でデザイン作成が可能な「Canva」とは?使い方や基本機能、料金プラン、商用利用について解説


まとめ

ビジネスパーソンの多くが、クリエイティブ作業をおこなっている今、いかに効率的に質の高いアウトプットを生み出すかは、企業にとって大きな課題と言えるでしょう。豊富な支援機能でクリエイティブな作業をサポートするCanvaのようなツールは有効な選択肢となるはずです。


なお、本記事で紹介した以外にも、ビジネスパーソンが実際に利用しているツールやその満足度、ツールの選定ポイントなどより詳細な調査結果をまとめたダウンロード資料を用意しています。ぜひこちらもあわせてご覧ください。

  企業が直面する資料作成やクリエイティブ作業の業務課題と解決に向けた方策とは? 本資料ではどの程度の「クリエイティブ作業」が発生しており、どのような課題に直面しているのを明らかにするとともに、アウトプットの質と業務の効率を高めるための具体的なソリューションを提示します。 SaaS業界に精通したプロが最適なツールを厳選|Cloud Service Concierge



 

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SB C&S株式会社内SaaS専門チーム「Cloud Service Concierge」が記事の執筆や監修を進めています。ブログ記事は、SaaSの基礎知識やSaaS製品の選定ポイントなどを中心に情報を発信しています。
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