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Canvaでショート動画を作る方法|セールのお知らせを例に解説

ショート動画は、SNSマーケティングだけでなく、社内広報や採用活動など幅広い場面で役立つコンテンツです。

「でも動画編集って難しそう…」と思う方も多いかもしれません。

Canvaなら専門的な知識がなくても、テンプレートを使って短時間で告知動画を作成できます。

今回は「セールのお知らせ動画」を例に、Canvaでショート動画を作る手順と活用できる編集機能を紹介します。


基本操作は他のデザインを作る時と同じですが、細かいところで編集ボタンや使う機能が異なるので記事を見ながら動画制作にも挑戦してみてください。

※ 本ブログ記事の内容は、記事掲載時点の情報に基づいて記載されています。そのため、製品に関する情報については、アップデートなどにより現行の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

目次[非表示]

  1. Canvaでショート動画を作る手順
    1. 1. ホーム画面から動画のドキュメントタイプを選択
    2. 2. テンプレートを選ぶ
    3. 3. 素材やテキスト・色を変更する
    4. 4. アニメーションを加える
    5. 5. トランジション(ページ切り替え)を加える
    6. 6. タイミングを変える
    7. 7. 音源を追加する
  2. Canvaでできるショート動画編集の機能まとめ
    1. 動画を分割する(カット)
    2. 動画の速度を変更する
    3. ハイライト
    4. 音量を調整する
    5. オーディオを抽出する
    6. 音声補正(ノイズ除去)
    7. 音のフェードイン・アウト
    8. ビートシンク
  3. 1枚の画像にアニメーションをつけるだけでも動画は作れる
  4. まとめ:まずは小さな動画から試してみよう

Canvaでショート動画を作る手順

1. ホーム画面から動画のドキュメントタイプを選択


2. テンプレートを選ぶ

Canvaの検索バーでキーワードを入力し、好みの雰囲気や構成に合ったテンプレートを選びます。

マウスオンするとテンプレートの動きがプレビューされます。

テンプレートそのまま使えることは少ないかもしれませんが、テキストのアニメーションをそのまま使いたい時などは積極的に活用すると作業効率化につながります。


テンプレートを探すコツについては以下の記事をご覧ください。
⇒ Canvaテンプレート探しと選びのコツ

3. 素材やテキスト・色を変更する

写真や動画素材をアップロードし、テンプレート内の画像を差し替えます。

色やテキストを変更したりする作業は通常のデザイン制作と同じ方法です。

4. アニメーションを加える

テキストや画像に「フェード」「ポップアップ」などのワンクリックで動きがつけられます。動きはマウスオンすることでプレビューされます。

動きはページの開始時・終了時どちらかまたは両方つけるかを選択できます。デフォルトでは「両方」になっています。

また動きによって「向き」や「強度」も調整が可能です。

テキストと素材(写真やイラスト)でつけられるアニメーションが異なります。



アニメーションはページ単位または素材単位で入れることができます。


5. トランジション(ページ切り替え)を加える

ページとページの間に動きを入れることできます。

再生ボタンを押して適用後の動きを確認しながら長さを調整しましょう。


6. タイミングを変える

ページ内にある要素を表示させるタイミングを調整することが可能です。


7. 音源を追加する

Canva内の音源から選ぶか、自分でアップロードしてBGMや効果音を入れられます。

ナレーションを収録したり、テキストからAI音声を生成することも可能です。

Canva内の音源を使う際は規約を確認してから使うようにしましょう。

音楽を追加すると一気に動画のクオリティが上がるのでおすすめです。
音源は複数重ねられるので、BGM+SEを入れることもできます。


Canvaでできるショート動画編集の機能まとめ

その他、動画の制作手順で紹介しきれなかった機能をここで整理します。

動画を分割する(カット)

再生ヘッド位置を調整して動画を分割、動画の不要な部分をカットできます。

キーボードの [S] がショートカットキーです。


動画の速度を変更する

0.25〜2倍で調整できます。

4倍にしたい場合は、2倍速にした動画を一度ダウンロードしてアップロードした動画をさらに2倍速にすることで対応可能です。

ハイライト

動画の見どころを自動で抽出しシーンを切り取ることができます。

音量を調整する

100がデフォルトの数値で0〜400まで調整が可能です。


オーディオを抽出する

音声や音楽が入っている動画はオーディオと映像を分離することができます。

音声補正(ノイズ除去)

動画に雑音がある場合、ワンクリックでノイズ除去できます。

メインの音量が小さくなっている場合もあるので、音量を確認して調整しましょう。


音のフェードイン・アウト

BGMを徐々に大きくしたり徐々に小さくする機能です。


ビートシンク

音楽の盛り上がりや切り替わりに対してタイミングを調整してくれます。

音と映像がシンクロすることでよりクオリティの高い動画に仕上がります。


1枚の画像にアニメーションをつけるだけでも動画は作れる

必ずしも複数の映像素材を用意しなくても、静止画を動かすだけで立派なショート動画になります。

動画以外のドキュメントタイプにタイムラインを表示することで動画と同じような操作が可能になります。

まとめ:まずは小さな動画から試してみよう

Canvaのショート動画編集は、複雑な編集ソフトのようなカット操作や特殊エフェクトは少ないですが、テンプレート+素材差し替え+アニメーション で十分に魅力的な動画が作れます。

まずは短いイベント動画や社内広報から試してみましょう。

慣れてきたらBGMやアニメーションを工夫し、企業ブランディングや採用動画にも活用できます。

『Canva相談センター』では、Canva製品に精通した専門コンシェルジュが導入に向けた無料相談を承っております。ビジネス版Canva導入をご検討中の担当者さまはお気軽にご相談ください。

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たなよし
たなよし
Canva公式クリエイターとして、公的機関や企業、教育現場向けに講座を担当し、初心者でも実務に活かせる「伝わるデザイン」の作り方を伝えています。またCanvassadorとしてSNS発信やイベントを行い、Canvaを身近にする活動を展開しています。
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