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読まれる社内広報誌のデザイン術!社員の心をつかむクリエイティブテクニック

社内広報誌は、社員のモチベーションや企業文化を育む大切な社内コミュニケーションツールです。
伝える情報が同じでも、デザインの工夫によって受け取られ方は大きく変わります。
読みたくなる誌面には、視覚的な魅力と伝達の設計が共存しています。

本記事では、読まれる広報誌づくりのためのデザイン原則と、社員の心を動かす実践的なテクニックを詳しく解説します。

目次[非表示]

  1. 社内広報誌のデザインが社員の心を動かす理由
    1. 社内広報誌デザインの重要性
    2. 企業文化を醸成するデザインの力
  2. 読まれる社内広報誌デザインの基本原則
    1. 読み手(社員)に合わせたデザイン戦略
    2. 一貫性のあるブランディングとトーン
    3. 視覚的な階層と情報整理のコツ
  3. 見え方がアップする社内広報誌デザインの要素
    1. 1.魅力的なレイアウトの作り方
      1. ①デザイングリッドを活用した整頓
      2. ②余白の活用で読みやすさアップ
    2. 2.読ませるフォント選びのポイント
      1. ①可読性の高い日本語フォントの選定
      2. ②フォントの組み合わせと統一感
    3. 3.印象を左右する配色センス
      1. ①コーポレートカラーを活かした配色
      2. ②配色の心理効果とアクセントカラー
    4. 4.写真やイラストを活用する
      1. ①写真素材と撮影のコツ
      2. ②インフォグラフィックで情報を魅力的に
  4. コンテンツとデザインの融合で社員の心をつかむ
    1. 企画段階からデザインを意識する
    2. ストーリーテリングを支えるデザイン
    3. 読者の行動を促すデザイン要素
  5. 社内広報誌デザイン制作の効率的な進め方
    1. デザインツールの選び方と活用法
      1. ①「Canva」で手軽に高品質デザイン
      2. ②Adobe InDesign/Illustratorで本格的な制作
    2. 制作フローとスケジュール管理
    3. デザインレビューと改善サイクル
  6. おすすめの「Canva」による社内広報誌デザイン
    1. 読者視点からのデザインが可能
    2. トレンドを取り入れつつ普遍性を保つ
    3. 定期的な効果測定と「Canva」によるデザイン改善
  7. まとめ

社内広報誌のデザインが社員の心を動かす理由

社内広報誌は、単なる情報共有のためのツールではありません。
社員のモチベーションを高めたり、組織への帰属意識を強めたりする役割も持っています。
特にデザインは、伝えたい内容に「感情」を加える大切な要素です。

社員が「読みたい」と思う誌面は、デザインによって意図的に作り出すことができます。
見た目の魅力と構成のわかりやすさが、社内文化の醸成にもつながります。

社内広報誌デザインの重要性

社内広報誌のデザインは、社員が情報をどう受け取るかを大きく左右する重要な要素です。
読みやすく、興味を引くレイアウトは、社員の関心を高めるのに役立ちます。
ただ見た目を華やかにするだけでなく、記事を読む気持ちを引き出すように工夫することが大切です。

写真や図解を使って紙面をわかりやすく整理すると、記事の内容がより理解しやすくなります。
このように「どのように情報を伝えるか」を考えたデザインこそが、多くの人に読まれる広報誌を作る基本になります。

企業文化を醸成するデザインの力

デザインは企業理念や価値観を自然に浸透させる手段です。
統一感のあるビジュアルやトーンが積み重なることで、社員に「企業らしさ」が無意識に伝わります。
ブランドカラーやフォントなどの要素を一貫させることで、会社全体のアイデンティティを感じ取れるようになります。

誌面に登場する人物や言葉のトーンを揃えることも、企業文化の共有を促す要素です。
こうした積み重ねが、社員一人ひとりに帰属意識と誇りを生み出します

読まれる社内広報誌デザインの基本原則

社内広報誌を「読まれる媒体」にするためには、デザインの方向性を明確にすることが重要です。
読者層の理解を前提に、誌面全体の目的やトーンを統一することで、伝えたい情報がより効果的に届きます。

この章では、広報誌デザインにおける基本原則を3つの視点から解説します。

読み手(社員)に合わせたデザイン戦略

広報誌は、読む社員の年齢層や職種、関心によって響く表現が異なります。
例えば、若手社員を中心とする企業では、写真を多く使ったカジュアルな構成が効果的です。

一方で、役職者や管理職層を意識する場合は、落ち着いた配色や整理されたレイアウトが信頼感を高めます。
まず「誰に読ませたいのか」を明確にし、その層に適したトーンや情報量を設計することが重要です。

一貫性のあるブランディングとトーン

社内広報誌は、企業文化を映し出す鏡のようなものです。
しかし、各号ごとにデザインや内容にばらつきがあると、読者に統一感のない印象を与えてしまいます。
そこで、ブランドカラーやロゴの使い方、フォント、余白の使い方などを揃えることで、企業らしい世界観を作り上げることが可能です。

また、文章のトーンや写真のスタイルも統一することによって、読者に安心感を与えることができます。
このような一貫性を持たせることで、「この会社らしい広報誌」という独自性が生まれ、読者が継続して読んでくれるメディアへと成長できます。

視覚的な階層と情報整理のコツ

誌面づくりでは、情報の量よりも、整理の工夫が印象を大きく左右します。
そのため、見出しや小見出し、本文の階層をはっきりと分け、重要な要素は読者の視線の流れに合わせて配置しましょう。
また、フォントの大きさや余白を使って強弱をつけることで、自然と読み進めやすいデザインになります。

さらに、図表やアイコンを取り入れると、長い文章でも内容が理解しやすくなります。
特集記事では、要点となる部分を囲みや色で区切ることで、情報の優先順位を視覚的に整理する工夫が効果的です。

見え方がアップする社内広報誌デザインの要素

魅力的な広報誌を作るためには、「読みやすさ」と「印象に残り続けること」、この2つを両立させることが重要です。
たとえ内容がすばらしくても、紙面が見づらいと読者の関心はすぐに離れてしまいます。

レイアウト・フォント・配色・ビジュアルといった要素をうまく組み合わせることで、情報が自然に伝わる誌面作成が可能です。
この章では、社内広報誌の完成度を高めるデザイン要素を具体的に解説します。

1.魅力的なレイアウトの作り方

レイアウト設計は、誌面デザインの土台となる重要な要素です。
読者の視線の流れを意識し、重要情報が自然に目に入る構成を考えます。
例えば、左上から右下にかけて視線が動く「Z型構成」や、中央に焦点を集める「グリッド配置」は、バランスよく情報を整理できます。

文字や画像の配置に一貫性を持たせると、読みやすく信頼感のある印象を作り出すことが可能です。
誌面全体を俯瞰(ふかん)し、情報密度と余白の調整を丁寧に行うことがポイントです。

①デザイングリッドを活用した整頓

複数ページにわたる社内広報誌では、ページごとの統一感が重要です。
デザイングリッド※1を活用することで、要素の配置を整然と整理でき、全体に秩序が生まれます。

文字・画像・キャプションなどを見えない線で揃えると、読みやすさが格段に向上します。特に特集ページやインタビュー記事では、同一フォーマットを保つことで読者が迷わず情報を追うことが可能です。
デザインが整頓されることで、誌面全体の完成度を底上げします。

※1 デザイングリッド:画面を水平・垂直の線で区切ってできる格子状のガイドラインWebサイト、雑誌、UIデザインなど、多くの分野で利用されている。

②余白の活用で読みやすさアップ

余白はデザインの呼吸であり、紙面に安定感と上品さを与えます。
情報を詰め込みすぎると、どんなに内容が良くても圧迫感が生まれ、読みにくくなります。
見出しや段落の間に十分な余白を確保することで、文章が引き立ち、視覚的なストレスが減ります。

また、余白を使って視線を誘導すれば、自然に重要箇所へ目を運ばせることも可能です。
余白を恐れず「空間をデザインする」意識を持つことが、読みやすい誌面づくりのポイントです。

2.読ませるフォント選びのポイント

フォントは誌面の印象を決める重要なデザイン要素です。
読みやすさを最優先にしつつ、ブランドや雰囲気に合った書体を選びます。
見出しには力強いフォント、本文には可読性の高いものを使用し、情報の階層を明確にします。

フォント数を絞ることで統一感を保ちつつ、サイズや太さの違いで変化をつけると、視線誘導がスムーズになります。
読者がストレスなく読み進められるフォント設計が大切です。

①可読性の高い日本語フォントの選定

日本語フォントは情報量が多いため、読みやすさを重視した選定が大切です。
明朝体は品位と落ち着きを、ゴシック体は明快さと親しみを表現できます。
誌面の目的に応じて適切な書体を使い分けることが重要です。

さらに、行間や文字間を微調整することで、紙面全体のリズムが整います。
文字の詰まりや行間の狭さは読みにくさにつながるため、見た目の美しさと可読性の両立を意識します。

②フォントの組み合わせと統一感

複数のフォントを使用する際は、使いすぎに注意が必要です。
基本は2種類、多くても3種類までに絞ると整った印象になります。
見出し・本文・キャプションのフォント階層を明確にし、同系統のフォントで変化をつけると効果的です。

統一感のある組み合わせは、誌面の一体感を生み出し、読み手の安心感にもつながります。
文章構成とフォントの相性を意識することで、見やすく魅力的な紙面に仕上がります。

3.印象を左右する配色センス

配色は、誌面全体の雰囲気や読者が感じる気持ちに大きく影響します。
ブランドカラーを中心に、補色やアクセントカラーをバランスよく使うことで、印象深い紙面が作れます。
一方で、色を使いすぎることは避け、トーンを揃えることで統一感を保つことが大切です。

さらに、色が持つ心理的な効果を意識して使えば、読者の気分に良い影響を与えることができます。
例えば、青には信頼感を与える効果があり、オレンジは親しみやすさを感じさせます。
このように、配色はデザインにおいて最も重要な要素の一つです。

①コーポレートカラーを活かした配色

企業のブランドガイドラインがある場合は、コーポレートカラーを軸に紙面を設計します。
統一された色使いは、企業の一体感を強調します。
強調したい情報や見出し部分に補色を使うことで、視線誘導が可能です。

また、背景色と文字色のコントラストを十分に確保することも大切です。
視認性を損なわず、ブランドの印象を保つバランス感覚が求められます。

②配色の心理効果とアクセントカラー

色には心理的な意味があり、感情に直接作用します。暖色は親近感や活気を、寒色は落ち着きや信頼感を与える傾向があります。
誌面の目的に応じてベースカラーを選定し、アクセントとして差し色を配置すると効果的です。

例えば、重要なメッセージ部分に赤や黄色を使うと、自然に視線を集められます。
心理効果を理解して配色を設計すれば、印象に残る広報誌を作成できます。

4.写真やイラストを活用する

ビジュアル素材は、文字情報を補完するだけでなく、誌面の印象を大きく左右します。
写真やイラストは、感情的なつながりを生み出す効果があり、読むモチベーションを高めます。

また、文字量が多いページには、関連するビジュアルを挿入してリズムを整えましょう。
リアルな表情や動きのある構図を選ぶことで、親近感が生まれます。
テキストとビジュアルを組み合わせることで、理解と記憶に残る誌面を作ることができます。

①写真素材と撮影のコツ

写真撮影では、光の当たり方と構図のバランスが印象を大きく左右します。
特に自然光をうまく取り入れることで、写真に温かさが加わり、社員の表情も明るく写ります。
また、社内イベントの撮影では、自然な笑顔や交流している場面を中心に撮ることで、写真から親しみやすさが伝わります。

さらに、被写体と背景との距離を調整して、必要な情報がしっかり整理された構図を意識すると効果的です。
撮影後は、トリミングや明るさの調整も忘れずに行い、誌面全体に統一感を出しましょう。

②インフォグラフィックで情報を魅力的に

複雑な情報をわかりやすく伝える手段として、インフォグラフィック※2は非常に有効です。
数値データや業績推移を図やアイコンで可視化することで、理解しやすくなります。

テキスト量を減らしながらも情報密度を保てるため、読者の集中を維持できます。
デザイン要素としても紙面にリズムを与え、視覚的な変化を生み出します。
情報を美しく整理する技術として、積極的に取り入れたい表現手法です。

※2 インフォグラフィック:文字や数字だけでは分かりにくい複雑な情報を、図やイラスト、グラフ、地図、チャートなどを用いて視覚的に整理し、直感的に理解できるように表現したもの。

コンテンツとデザインの融合で社員の心をつかむ

良い社内広報誌は、デザインだけでも文章だけでも成立しません。
両者が一体となり、情報と感情を結びつけることで、読者の共感を得る紙面が生まれます。
企画段階からデザインを意識することで、伝えたい内容をより効果的に表現できます。

企画段階からデザインを意識する

記事の構成やテーマを考える際は、同時に誌面のデザインもイメージすることが重要です。
文章が出来上がってからデザインを考えるのではなく、どのように魅せるかを最初に設計することで、伝えたい情報がよりしっかりと読者に伝わります。

特集ページを作る場合には、メインのビジュアルや導入文の配置に配慮し、読者の興味を引く流れを意識しましょう。
編集担当者とデザイナー(もしくは制作担当者)が初めから協力し合うことで、完成度の高い広報誌に仕上がります。

ストーリーテリングを支えるデザイン

さらに、ストーリー性を持たせたデザインには、読者の感情を動かす力があります。
記事の流れに合わせて、写真の色合いやページ構成に工夫を加えると、誌面に物語性が生まれて読者を引き込むことができます。

例えば、社員インタビューのページでは、文章の進行に合わせて人物の視線や写真の構図を変えることで、自然なリズムが生まれます。
ただ文章を装飾するのではなく、ストーリーをわかりやすく伝えるために「視覚的な語り」※3を意識することが大切です。

※3 「視覚的な語り」:図、イラスト、文字、色などを組み合わせた視覚的な要素を用いて物語や情報を伝える手法のこと。

読者の行動を促すデザイン要素

広報誌の目的は、読むだけでなく行動につなげることにもあります。
アンケートや社内イベントの参加促進、特集へのアクセス誘導など、行動喚起を意識したデザインを設計しましょう。

例えば、視覚的に目立つボタンや囲みデザインを活用すれば、自然に次のアクションに導けます。
行動を促すレイアウト設計は、誌面の目的を明確にし、社員の主体的な参加を生み出す重要な仕掛けです。

社内広報誌デザイン制作の効率的な進め方

社内広報誌の制作は、限られた時間や人員の中で進行するケースが多く、計画性と連携が重要です。
効率的な進め方を確立すれば、作業負担を減らしながら品質を維持できます。

ツール選定から進行管理、レビュー体制の構築までを明確にすることで、制作全体がスムーズに進みます。
ここでは、実務に役立つ制作フローと効率化のポイントを紹介します。

デザインツールの選び方と活用法

ツールは制作スピードとクオリティを左右する要素です。
目的やメンバーのスキルに合わせて最適なツールを選定する必要があります。
また、オンライン共同編集が可能なツールを活用すれば、遠隔でも効率的な進行が可能です。

例えば、「Canva」のようなクラウド型オンラインデザインツールを使えば、テンプレートを活用して素早くデザインを作成できます。
また、操作方法をチーム全体で共有し、ツールの特徴や強みをしっかりと生かすことが大切です。

①「Canva」で手軽に高品質デザイン

「Canva」は、デザイナーでなくても、高品質な誌面を制作できるツールです。
豊富なテンプレートと素材が揃っており、画像加工やレイアウト調整も直感的に行えます。
さらに、共有リンクを使えば複数人で同時に編集でき、確認や修正のやり取りがスムーズです。
チーム全員がCanva上で進行状況を可視化できるため、制作全体の効率が向上します。
コストを抑えつつ完成度の高い誌面を作りたい場合に最適です。

Canvaについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
⇒ 誰でも簡単に無料でデザイン作成が可能な「Canva」とは?使い方や基本機能、料金プラン、商用利用について解説

②Adobe InDesign/Illustratorで本格的な制作

紙媒体として高い完成度を求める場合は、Adobe InDesignやIllustratorが最適です。
細部の調整やカラーマネジメント、画像解像度の最適化など、プロ品質の表現が可能です。

特に特集記事や周年誌のようにページ数が多い場合、InDesignのマスターページ機能を活用すれば、統一感のあるレイアウトを効率的に作成できます。
制作経験のあるデザイナーがいる場合は、Adobeツールの採用が望ましいでしょう。

制作フローとスケジュール管理

スムーズな進行のためには、明確な制作フローを定義することが大切です。
一般的には紙面の場合は「企画→デザイン→校正→印刷→配布」の流れで進行します。
各工程の担当者を明確にし、締め切りを共有しておくことで、スケジュールの遅延を防ぐことができます。

タスク管理ツールを使えば、進行状況をリアルタイムで把握でき、修正対応も効率化が可能です。
チェックリストを活用し、抜け漏れのない進行管理を徹底しましょう。

デザインレビューと改善サイクル

発行後のフィードバックを分析し、次回に活かすことも重要です。
社内広報誌がWeb版であれば社員アンケートやアクセス分析を行い、どの記事が読まれているか、どのデザインが印象に残ったかを把握することが大切です。

そして、得られたデータをもとに誌面を改善すれば、継続的にクオリティを高められます。
また、定期的なレビュー会議を設け、編集担当・デザイナー・広報担当が意見を共有することで、次号の完成度が向上します。

おすすめの「Canva」による社内広報誌デザイン

「Canva」は、社内広報誌の制作において特におすすめのクラウド型オンラインデザインツールです。
直感的な操作性と豊富なテンプレートを備え、デザイナーでなくても、高品質な誌面を短時間で作成できます。

ブラウザ上で共同編集ができるため、企画・編集・デザインの各担当者がリアルタイムで確認・修正を行えます。
限られたリソースでも、統一感のあるビジュアルと完成度の高い誌面を実現できるのが大きな強みです。

読者視点からのデザインが可能

Canvaにある社内報のテンプレート「Canva」では、豊富なテンプレートと素材をもとに、読者視点での紙面設計が可能です。
「Canva」のテンプレートをベースに調整することで、情報の流れや視認性を自然に整えられます。
特集ページ、社員紹介、イベントレポートなど、多様な無料フォーマットに対応しており、誌面構成の幅が広がります。
さらに、共有機能を活用してフィードバックを即時反映できるため、デザインの完成度を短期間で高めることができます。

トレンドを取り入れつつ普遍性を保つ

「Canva」には最新トレンドを反映したテンプレートが多く、旬なデザインを簡単に取り入れられます。
広報誌という性格上、流行だけに依存せず、長く使える普遍的なデザインを意識することも大切です。

また、ブランド機能※4を使えば、自社のブランドカラーをワンクリックでテンプレート全体に反映できるため、既存のデザインを企業のトーンに合わせて簡単に調整できます。
企業のトーンやブランドカラーを基調としながら、季節ごとに軽いアレンジを加えると、新鮮さを維持できます。
トレンドと安定感のバランスを取ることで、社内広報誌が飽きられず継続的に読まれるようになります。

※4 ブランド機能:ロゴ、カラー、フォント、テンプレートなどのブランドアセットを一元管理し、チーム全体でデザインの一貫性を保つための機能。


ブランド機能についてはこちらの記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
Canvaのブランド機能で社内デザインを統一する方法

定期的な効果測定と「Canva」によるデザイン改善

発行後の反応を定期的に可視化し、誌面改善に活かすことも重要です。
「Canva」では複製機能を使って前号のデザインをベースに改良できるため、PDCAを効率的に回せます。

アンケート結果や閲覧率データを踏まえてレイアウトや配色を見直すことで、読者の反応がより良い方向に変化するかを確認できます。
継続的な改善プロセス※4を「Canva」上で完結できる点は、他のツールにはない大きなメリットです。

※4 改善プロセス:デザイン作成や編集を共有し、フィードバックを収集し、公開までの一連のプロセスをCanvaプラットフォーム内で完結。コンテンツ作成とコラボレーションのための総合プラットフォームとして活用できる

まとめ

社内広報誌のデザインは、単なる装飾ではなく、社員の共感と信頼を育むための重要なコミュニケーション手段です。
ターゲットや目的を明確にし、統一感あるデザインで一貫性を保つことで、「読まれる媒体」へと進化します。

「Canva」を活用すれば、誰でも短時間で高品質な誌面を作成でき、チーム連携も効率化できます。
デザインとコンテンツの融合を意識し、社員の心に響く広報誌を目指すためにも、ぜひご活用ください。

『Canva相談センター』では、Canva製品に精通した専門コンシェルジュが導入に向けた無料相談を承っております。ビジネス版Canva導入をご検討中の担当者さまはお気軽にご相談ください。

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