業務効率化におすすめ!クラウド型請求書システム5選!
クラウド化は現代のビジネスにおいて業務効率化を実現する重要な手段となっています。
特に請求書管理においては、クラウド型システムの導入により、文書の安全性やアクセスの便利さが向上し、業務プロセス全体をスムーズに行うことができるでしょう。
本記事では、クラウド型請求書システムの利点や、製品選定の際のポイントを踏まえて、おすすめのクラウド型請求書システム5選をご紹介します。
目次[非表示]
- 1.請求書業務をスムーズに。サービスを導入するならクラウド型がおすすめ
- 2.請求書システムをクラウド型にする場合のポイントは?
- 2.1.システム導入の理由
- 2.2.利用できる機能や操作性
- 2.3.他のサービスとの連携可否
- 2.4.価格や利用形態
- 2.5.サポート体制
- 2.6.セキュリティ
- 3.クラウド型請求書システムおすすめ 5選
- 3.1.楽楽明細
- 3.2.マネーフォワード クラウド請求書 /マネーフォワード クラウド債務支払
- 3.3.バクラク請求書発行/バクラク請求書受取
- 3.4.Bill One
- 3.5.invox発行請求書/invox受取請求書
- 4.まとめ
請求書業務をスムーズに。サービスを導入するならクラウド型がおすすめ
企業における請求書は紙媒体で発行され、郵送にてやり取りを行うのが一般的な方法ですが、
請求書を作成、印刷、郵送などの手順が多い上、紛失や破損などのリスクも伴います。
また、2024年秋には郵送料金の値上げが実施されるとの方針が総務省より示されています。
通常の取引先だけでなく、複数の取引先がいる場合や、海外の企業との取引で郵送を利用すると、会社への負担は大きなものとなってくるでしょう。
これらの問題は、請求書業務を行うサービスをクラウド型の製品にすることで解決できます。
クラウドサービスは請求書の発行から管理まで一括で対応可能となります。
作業の手間を削減でき、郵送ではなくメールなどのツールで送信ができますので、印刷や送付のためのコストもなくなります。
更に、クラウドサービスの多くはセキュリティ機能も充実していますので、安全で正確なデータ管理も可能です。
業務の効率化、コストの削減、あらゆる面においてクラウド型のサービスを導入することでメリットを得られます。
請求書システムをクラウド型にする場合のポイントは?
前の項目では、クラウドサービスを導入するメリットのご紹介をしました。
では、複数あるクラウド型の請求書システムを選定する上で、どのようなポイントに気を付ければいいのでしょうか。
この項目では、大きく6つの選定ポイントをご紹介します。
システム導入の理由
新たにシステムを導入する場合、何かしらの問題を解決するためであることが多いでしょう。
ただ、その理由は企業によって異なります。
どのような理由で導入を検討しているかを明確にすることで、
欲しい機能やシステムを比較することができ、自社に合った製品を選定することが可能となります。
利用できる機能や操作性
実際にどのような機能が利用できるか、操作性はどのようなものなのかを事前に確認することは大切です。
一口に請求書システムといっても、発行も受領も一括できるものや、基本は受領のみとなり発行には別途オプションの契約が必要なものなど様々ですが、利用できる機能に制限がある、業務に関係ない機能ばかりなどがある製品を導入しても業務に活用できなければ意味がありません。
また、誰でも簡単に操作ができるという点も、導入の理由の一つとなります。
操作が難しいと従来の業務よりも効率が悪くなったり、操作できるユーザーが少ないと業務が属人化してしまう可能性があります。
他のサービスとの連携可否
クラウドサービスは、他のクラウドサービスと連携ができる製品が多くあります。
既に会社で他のクラウドサービスを導入している場合、
導入する請求書システムと連携ができるかどうか、という点も検討材料となり、
複数のサービスをそれぞれ連携することで、より業務効率の向上が見込めます。
価格や利用形態
請求書システムも、製品によってそれぞれ価格や利用形態が異なります。
利用する人数や発行する枚数によって課金となるかなど、
想定する予算内で利用できるかの確認も必要ですし、
自社にあった料金プランで導入することで、継続利用することが可能となります。
サポート体制
新しいシステムを導入する場合、どのように操作を行ったらよいか、どのように運用すれば効率的に活用できるかなどがわからないものです。
また、そのシステムを導入した場合の業務プロセスがユーザーに定着するまで時間が必要となります。
そんな時、しっかりとしたサポートがある製品だとより安心して利用することが可能となり、
業務形態に合ったサポートが受けられるかなども確認すべきポイントと言えるでしょう。
セキュリティ
クラウドサービスの多くは、しっかりとしたセキュリティ機能を持った製品です。
ですが、重要資料を扱う請求書システムとしては、より強固なセキュリティ機能を持った製品であることが大きなポイントとなります。
製品としてどのようなセキュリティ対策を行っているか、
ユーザーとしてどのようなセキュリティ機能を利用できるかという点も事前に確認しましょう。
クラウド型請求書システムおすすめ 5選
ここまで、クラウド型請求書システム導入のためのメリットや選定ポイントをご紹介しましたが、
ここからはCloud Service Conciergeがおすすめする製品を5製品ご紹介します。
ご紹介する5製品は企業の規模で以下の通り分けられます。
個人や小規模ビジネス向けの製品は、機能がシンプルであり、価格も手頃なものが多く、
一方で、企業向けの製品は、より高度な機能や拡張性、セキュリティなどが充実していることが多いです。
続いて、各製品の特徴をご紹介します。
楽楽明細
「楽楽明細」は、株式会社ラクスが提供する電子請求書発行システムです。
請求書、納品書、支払明細書などの帳票を電子で発行することが可能です。
お使いの販売管理システムの帳票データ(CSVまたはPDF)を「楽楽明細」にアップロードし、
「WEBからダウンロード」 「メール添付」 「郵送代行」 のいずれかの発行方法を選択するだけで自動で割り振り発行できます。
請求書発行に有効な機能も豊富に搭載されており、帳票以外の書面も同封できる「一括同封機能」や、
帳票を自由自在にレイアウトすることも可能となっていますので、
今まで紙でやり取りしていた作業なども全てオンライン上で完結することが可能です。
また、「楽楽明細」は、電子帳簿保存法に対応しておりますので、
発行した請求書などを、要件を満たした状態で保存することができます。
更に、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の
「電子取引ソフト法的要件認証」を取得済みのため、安心してご利用いただけます。
\楽楽明細についての詳細はこちら/
マネーフォワード クラウド請求書 /マネーフォワード クラウド債務支払
株式会社マネーフォワードが提供するクラウド請求書ソフトが「マネーフォワード クラウド請求書」、請求書の受取側のソフトが「マネーフォワード クラウド債務支払」です。
「マネーフォワード クラウド請求書」では、請求書の作成・発行・送付はもちろんのこと
一度スケジュールした請求書を定期的に自動で発行することや、1クリックで郵送に依頼を完了させることなどもでき、作業工数削減の大きなメリットとなります。
「マネーフォワード クラウド債務支払」では、請求書の支払に関わる業務を効率化するクラウド型債務管理システムです。紙や電子の請求書を、OCRやオペレータを活用し、データ化~支払処理まで効率化します。
マネーフォワードはその他にも「クラウド会計」や「クラウド確定申告」などの製品も提供しており、
他シリーズの製品と一緒に導入いただくことで、自動連携なども可能となりますので、より効率的な運用も実現可能です。
\マネーフォワード クラウド請求書についての詳細はこちら/
\マネーフォワード クラウド債務支払 /についての詳細はこちら/
バクラク請求書発行/バクラク請求書受取
株式会社LayerXでは「バクラク請求書発行」と「バクラク請求書受取」という2種類のクラウド型請求書システムを提供しています。
「バクラク請求書発行」は、今の基幹システムを変えることなく、簡単に書類発行・送付・管理が電子化できるシステムです。
現在の帳票レイアウトを再現しながら、請求書はもちろん、納品書、見積書、支払通知書などあらゆる帳票の作成・送付・保存ができます。部署やユーザーごとに閲覧制限や操作権限が設定できるため、複数部署・拠点で発行する書類の管理にも適しています。
また、「バクラク請求書受取」は、請求書データから仕訳データ・振込データを自動で作成することができるシステムです。
AI-OCRによる支払金額や口座情報を自動で読み取り、仕訳・振込データを自動作成します。会計システムへの手入力や入力ミスを削減し、業務効率化を実現します。
\バクラク請求書発行 についての詳細はこちら/
\バクラク請求書受取 についての詳細はこちら/
Bill One
Bill Oneは「名刺管理から、収益を最大化する」で有名なSansan株式会社のクラウド型請求書管理サービスです。
電子帳簿保存法、インボイス制度への対応に加え、Sansanの仕組みが生かされたBill Oneは、センシティブで情報漏洩が許されない情報の電子化/クラウド化が可能です。
主に、オンラインで請求書の受領や管理まで一括で行うことができ、
色々な方法、形式で届いている請求書を全てオンラインでの受取、
管理の面では企業名での検索や、登録者が所属するグループ単位で一覧の抽出などが可能となります。
また、オプションで請求書の発行機能も提供しています。
さらに、IPアドレス制限や、2要素認証、シングルサインオン機能など、第三者からのアクセスを制限するセキュリティ機能についても十分に搭載されていますので、安心してご利用できる製品です。
\Bill One についての詳細はこちら/
invox発行請求書/invox受取請求書
株式会社invoxが提供する「invox発行請求書」と「invox受取請求書」は手間となる請求書業務の自動化が見込めるクラウド型の請求書システムです。
「invox発行請求書」では、請求書の発行から入金消込、督促まで自動化が可能です。
自由なレイアウトで請求書を発行し、郵送・メール送付・電子インボイスなど、得意先の求める送付方法で送付ができます。
オンラインバンクと連携することで、自動で入金消込を行い、入金がない相手に対して督促も可能となります。
「invox受取請求書」は、受取請求書の全ての入力作業を自動化できます。
どのような形式で請求書が届いても、AIがレイアウトを認識して明細までデータ化、結果をオペレータが確認することで、99.9%正確にデータ化します。
また、入力したデータは全てクラウド上で管理するので、自宅からデータにアクセスして確認や修正なども簡単にできます。
\invox発行請求書 についての詳細はこちら/
\invox受取請求書 についての詳細はこちら/
まとめ
本記事では、クラウド型請求書システムについてのおすすめや選定ポイントに加え、製品5選をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
この先も様々な企業が請求書業務のクラウド化を実施していくでしょう。
社内業務だけでなく、取引先とのやり取りもより便利になる場合もありますので、
ぜひ請求書業務における改善策の一案としてクラウド型請求書システムの導入をご検討いただけましたら幸いです。
『Cloud Service Concierge』では、各分野に精通した専門コンシェルジュが導入に向けた無料相談を承っております。
導入をご検討中の担当者さまはお気軽にご相談ください。
関連記事