【オンラインで簡単にできる】Zoom Eventsを使って大規模イベントを開催してみよう
新型コロナウイルスの影響で、リアルイベントよりオンラインイベントでセミナーを利用する企業が増えているかと思います。
その中で実際に体験している感覚を生み出すバーチャル イベントや参加している出席者により有意義な繋がりを作っていく事が可能なツールを探してはいないでしょうか。
Zoom Eventsであれば、1つのイベントで複数のセッションを管理することができたり、チケット管理を簡単に設定が可能です。
本記事では、Zoom Eventsの概要や使い方について分かりやすくご紹介させていただきます。
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目次[非表示]
- 1.Zoom Eventsとは?
- 1.1.概要
- 1.2.Zoom Eventsのプラン
- 2.Zoom Eventsの特徴
- 2.1.数万人のユーザーの参加が可能
- 2.2.参加者のデータ収集可能(登録機能)
- 2.3.セキュリティ対策やアクセス制限可能
- 2.4.複数のミーティングやウェビナーをまとめて設定可能
- 2.5.複数のミーティングやウェビナーを同時開催可能(Expo)
- 2.6.分析やレポートによるフィールドバック
- 3.Zoom Eventsとミーティング・ウェビナーとの違い
- 3.1.ロビー機能
- 3.2.複数のセッションのスケジュール登録について
- 4.Zoom Eventsのおすすめ機能
- 5.Zoom Eventsの運用事例
- 6.まとめ
Zoom Eventsとは?
概要
Zoom Eventsは大規模なオンラインイベントに特化した機能を利用できるプラットフォームです。
Web会議やセミナーの複数管理や、無償・有料のチケット作成、ブース作成(EXPO)等のオンラインイベントに必要な機能を利用可能です。
Zoom Eventsのプラン
契約プランとして、以下の2つがあります。
①Zoom Events Unlimited
契約したプランによって最大参加人数が異なり、その人数を超えて参加することができないプランになります。
契約プランは9種類(100,500,1000,3000,5000,10000,20000,30000,50000)あります。
※これらは最大参加人数が異なり、機能そのものに差異はありません。
②Zoom Events Pay Per Attendee
契約したプランによって最大参加人数が異なりますが、その人数を超えて参加することが可能なプランになります。
最大参加人数を超えて参加した際には超えた分だけ超過料金が発生致します。
契約プランは8種類(600-999,1000-2999,3000-4999,5000-9999,10000-19999,20000-29999,30000-49999,50000)あります。
※これらは最大参加人数が異なり、機能そのものに差異はありません。
Zoom Eventsの特徴
数万人のユーザーの参加が可能
契約プランによっては5万人以上参加することが可能です。
Zoom Meetingsの場合は最大1000人まで、Zoom Webinarsの場合は最大1万人までしか参加することができないため、1万人を超えるイベントを開催する際には、Zoom Eventsが有効的です。
参加者のデータ収集可能(登録機能)
登録リンク上で名前とメールアドレスを入力して頂くことで、参加者のデータを収集することが可能です。
その際、登録リンク上の入力項目に住所や電話番号等の項目を追加したり、オリジナルの質問を作成して追加することが可能です。
オリジナルの質問作成では、選択式(1つ選択、又は複数選択)と記入式の2種類を作成可能です。
セキュリティ対策やアクセス制限可能
イベントに登録する際、以下のセキュリティ対策やアクセス制限を行う事が可能です。
◆ドメインやメールアドレスの制限:特定のドメインやメールアドレスのみアクセスできる機能
◆待機室:ミーティングでのみ参加時に一度待機室に移動し、ホストが許可しない限り参加でき ないように設定する機能
◆チケット管理:無償又は有償のチケットを複数発行することが可能であり、発行数の制限やそのチケットで参加可能なミーティングやウェビナーを設定可能です。
複数のミーティングやウェビナーをまとめて設定可能
1つのイベントで複数のミーティングやウェビナーを管理可能です。
通常のミーティングやウェビナーの場合、1つにつき1つのURLが必要になります。
Zoom Eventの場合、1つのイベントにつき1つのURLがイベントのロビーと紐付きます、そのイベント内で開催されるスケジュールに登録した複数のミーティングやウェビナーをイベントのロビーから入退室可能です。
複数のミーティングやウェビナーを同時開催可能(Expo)
スケジュール登録したミーティングやウェビナーとは別に
仮想フロアにブースを作成して、ブース内のミーティング上で、参加者と主催側でコミュニケーションを取ることが可能です。
ブース内に設置されているミーティング枠については、開催前は画像が表示されています。
Expoを開催中であれば、ミーティング画面を表示することが可能なので、ブース内のミーティングに参加する前にブースの様子が確認できます。
分析やレポートによるフィールドバック
イベントの登録者数や発行したチケット数、Expoへの参加人数、アンケートや投票結果等のイベントの分析情報を確認可能です。
また、表示されている情報をCSVファイルとして出力可能です。
Zoom Eventsとミーティング・ウェビナーとの違い
ロビー機能
通常のミーティングやウェビナーであれば、参加URLをクリック後すぐにミーティングに参加する形になりますが、 Zoom Eventsで発行した参加URLをクリックした際、ロビーに参加します。
ロビーでは、そのイベントで開催予定のミーティングやウェビナーを確認して参加したり、Expoに参加することが可能です。
複数のセッションのスケジュール登録について
Zoom Eventsであれば、1つのイベント上で複数のセッションを登録することが可能です。
また、Zoom Eventsではセッション終了後、ロビーやセッションのページで録画として確認可能です。
Zoom Eventsのおすすめ機能
チケット購入機能
Zoom Eventであれば、無償又は有償のチケットを発行可能です。
チケットの発行する際、最大発行数やドメイン・メールアドレスによる制限が可能です。
また、チケット発行時にオリジナルの質問を追加出来ますので、チケット発行時に質問を作成して情報収集可能です。
ロビー
Zoom Eventから発行した参加URLをクリックした際、最初に表示される画面になります。
ロビー画面上では、イベント上で開催されるミーティングやウェビナーを確認して参加したり、Expoに参加したり、イベントのスピーカーや出展者(スポンサー)の情報を確認したりできます。
Expo機能
スケジュール登録したミーティングやウェビナーとは別に、仮想フロアを作成して、ブースを配置したり、参加者と主催側でコミュニケーションを取ることが可能です。
仮想フロアでは、複数のブースを作成後、ブース内でロゴや資料を設定したり、ミーティング枠を設置してブース内から開催されているミーティングに参加可能です。
Zoom Eventsの運用事例
定期的な会議
Zoom Eventsであれば、複数のミーティングを1つのイベント上で管理可能ですので
定期的に開催する会議をZoom Eventsでスケジュール登録することで1つの参加URLで
複数の会議を管理可能です。
また、終了したセッションは録画として再度閲覧可能です。
大規模な商品説明会
新情報や新製品の説明会でZoom Eventsを利用することで、ウェビナーでは実現できない1万人以上のイベントを開催可能です。
また、メインの説明会としてミーティングやウェビナーをスケジュール登録して新情報や新商品を説明したり、Expoを利用してブース上のミーティングから参加者と主催者側で気軽にコミュニケーションを取ることが可能です。
まとめ
Zoom Eventsを利用することで、複数のセッションを1つのイベントとしてスケジュール登録でき、1つの招待URLから設定した複数のミーティングやウェビナーに参加可能です。また、Zoom Eventsでのみ利用できるチケットやロビー・Expoを使って、チケットによる発行やロビー内の会議やセミナーの一覧確認、仮想空間での商品の展示会等が可能ですので利用してみてはいかがでしょうか。
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