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Canva画像AIガイド

Canvaには、マジックシリーズを中心に画像を自由自在に扱えるAI機能が多数用意されています。

大きく分けると、ゼロから新しいビジュアルを生み出す「生成系」、既存の写真を加工する「加工系」、そして実務に役立つ「活用系」です。

本記事では、それぞれの機能の使い方と活用事例をわかりやすくまとめました。


※ 本ブログ記事の内容は、記事掲載時点の情報に基づいて記載されています。そのため、製品に関する情報については、アップデートなどにより現行の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

目次[非表示]

  1. 生成系
    1. マジック生成・CanvaAI(画像生成)
    2. マジック生成
    3. CanvaAI(画像を作成)
    4. 背景生成(有料)
  2. 加工系
    1. 背景除去
    2. マジック消しゴム
    3. マジック切り抜き
    4. マジック加工
    5. マジック拡張
  3. 活用
    1. Mockups
    2. 編集画面から
    3. ホーム画面から
  4. まとめ

生成系

マジック生成・CanvaAI(画像生成)

欲しい素材が見つからない場合に活用したいのがプロンプトで自由に画像が作れる画像生成AI。

編集画面からアクセスできる「マジック生成」とホーム画面からアクセスできる「CanvaAIの画像を作成」と2種類の画像生成AIがあります。(それぞれAIプロバイダーが異なります。)

それぞれの特徴は以下の通りです。

マジック生成

CanvaAI
画像を作成

アクセス

編集画面
(素材またはアプリ)

ホーム画面

作成枚数/1クレジット

4枚

4枚

生成形式

画像・イラスト・動画

画像のみ

サイズ(画像)

正方形・横・縦

16:9・9:16・1:1・
4:3・3:4・2:1

履歴

基本は残らない
生成後選択するとアップロードに自動保存

CanvaAI→画像を作成から履歴を確認可能

編集

現在開いているドキュメントサイズにて編集可能

生成後、編集ボタンをクリックして生成された画像サイズで編集可能

ダウンロード

アップロードフォルダからダウンロード

生成後ダウンロード可能


マジック生成

マジック生成はサイドバーの [素材] からアクセスできます。

またはサイドバーの [アプリ] → [マジック生成]からもアクセスが可能です。

生成された画像と同じプロンプトから再生成することも可能です。

また生成された画像の上にマウスオンして […] →  [ほかの候補] をクリックすることで、生成された画像のを元に再生成ができます。

CanvaAI(画像を作成)

ホーム画面から [Canva AI] → [画像を作成]からアクセス可能です。

以前作成した画像もここから履歴を閲覧することが可能です。

文字を入れたり編集したい場合は作成した画像サイズで編集可能です。

作成したいサイズが別にあり、画像を差し込みたい場合は、一度ダウンロードしてアップロードしましょう。

背景生成(有料)

テキストを入力するだけで、オリジナルの背景を作れる機能です。


被写体と生成された背景の明るさのバランスも取れます。

加工系

背景除去

写真や動画の背景をワンクリックで取り除ける機能です。

精度も高く細かい毛もうまく切り抜けています。


あとから、削除したり復元したりと調整することも可能です。

マジック消しゴム

不要な部分を消して自然に補完する機能です。

通行人が写ってしまった場合や、不要な影を消したいときにに使えます。

エリアの選択はブラシやクリックなどで行えます。

マジック消しゴムを利用した画像のビフォーアフター

マジック切り抜き

指定部分だけを切り抜ける機能です。背景と被写体を別の素材として切り分けたいときに使える機能です。

マジック加工

写真の一部をAIで置き換えられる機能です。

服装や持っているものなどを入れ替えたいときに便利です。


マジック拡張

画像の外側を自然に広げられる機能です。作りたいサイズに対して画像の余白が足りないときや、被写体に対して背景を引き延ばして文字入れしたいときに活躍する機能です。

マジック拡張を利用した画像のビフォーアフター

活用

Mockups

写真をプロダクトに合成できる機能です。作成したデザインの販促イメージを掴みたいときに活用できる機能です。

ホーム画面と編集画面からアクセスが可能で、編集画面からは無料で使えるモックアップ画像がほとんどです。ホーム画面からだと有料プランの方が使えるモックアップもありより多くの種類が用意されています。

編集画面から

素材やアップロードした画像をはめ込むことが可能です。

ホーム画面から

すでにアップロードしている画像または作成したデザインをはめ込むことが可能です。


まとめ

CanvaのAI画像機能は、

  • 生成系で新しいアイデアを形に

  • 加工系で既存素材を自在に編集

  • 活用系で実務に直結

と役割が分かれています。

単体でも十分便利ですが、複数を組み合わせることでデザインの表現幅が広がります。

用途に応じて「どの機能を使うか」を見極めて活用しましょう。

また画像関連以外のAI関連全般について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『Canva相談センター』では、Canva製品に精通した専門コンシェルジュが導入に向けた無料相談を承っております。ビジネス版Canva導入をご検討中の担当者さまはお気軽にご相談ください。

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たなよし
たなよし
Canva公式クリエイターとして、公的機関や企業、教育現場向けに講座を担当し、初心者でも実務に活かせる「伝わるデザイン」の作り方を伝えています。またCanvassadorとしてSNS発信やイベントを行い、Canvaを身近にする活動を展開しています。
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