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徹底解説!今話題のCanvaのAI機能とは?

Canvaは、デザイン初心者からプロまで幅広い層に支持されているオンラインデザインツールです。
近年、AI技術を活用した「Canva AI」が登場し、デザインの効率化やクリエイティブの幅を広げるツールとして注目を集めています。
本記事では、Canva AIの概要や機能、活用事例、商用利用の注意点などを徹底解説します。


※ 本ブログ記事の内容は、記事掲載時点の情報に基づいて記載されています。そのため、製品に関する情報や画像については、アップデートなどにより現行の仕様と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

目次[非表示]

  1. 1.CanvaのAI機能概要
    1. 1.1.Canvaとは?
    2. 1.2.CanvaのAI機能でできること
  2. 2.CanvaのAI機能詳細
    1. 2.1.画像生成
      1. 2.1.1.マジック生成
      2. 2.1.2.ドリームラボ
    2. 2.2.動画生成
    3. 2.3.画像編集
      1. 2.3.1.マジック消しゴム
      2. 2.3.2.マジック加工
      3. 2.3.3.マジック切り抜き
      4. 2.3.4.テキスト切り抜き
      5. 2.3.5.背景除去
    4. 2.4.テキスト生成
    5. 2.5.音楽生成
    6. 2.6.ナレーション生成
      1. 2.6.1.AIアバター
      2. 2.6.2.AIナレーション
    7. 2.7.AI翻訳
  3. 3.Canvaのプラン別AI機能の利用について
  4. 4.CanvaのAI機能の商用利用と著作権について
  5. 5.まとめ


CanvaのAI機能概要

Canvaとは?

Canvaは、2013年にリリースされたオンラインデザインツールで、直感的な操作性と豊富なテンプレートが特徴です。
SNS投稿、プレゼン資料、ポスターなど多岐にわたるデザインが可能で、初心者でも簡単にプロ並みのデザインを作成できます。


Canvaの詳細については以下記事でも詳しくご紹介しております。

  Canvaとは?特徴やできることまで徹底解説 Canvaの特徴や多様な機能について理解できるよう、詳しく解説していきます。 SaaS業界に精通したプロが最適なツールを厳選|Cloud Service Concierge


CanvaのAI機能でできること

Canvaでは、画像生成、動画生成、テキスト生成、音楽生成など多彩なAI機能を提供します。
これにより、デザインの効率化やクリエイティブの幅を広げることが可能です。
AIを今までに利用してこなかった人でも、簡単に利用することができるのが大きなメリットです。


CanvaのAI機能詳細

画像生成

テキストプロンプトを入力するだけで、AIが画像を自動生成します。
画像生成機能には以下の2種類があります。

  • マジック生成
  • ドリームラボ


マジック生成

デザインの中の「素材」から生成を行います。

マジック生成の実際の画面と手順.


25種類にもわたる画像スタイルを選択することで、
簡単にイメージ通りの画像素材(背景ありorなし)を生成できます。


ドリームラボ

2024年終盤に大型アップデートの目玉機能としてリリースされたのがこちらのドリームラボ。
Canvaトップページからアクセスすることができ、マジック生成よりも進化した画像生成を体験することができます。

ドリームラボの実際の画面


ドリームラボはCanva社が買収したAI画像生成サービス「Leonard.Ai」の技術をもとに開発されています。
本機能では、マジック生成と同様にスタイルも選択することができ(現在19種類)、こちらも簡単にイメージ通りの画像を生成することができます。
また、画像生成時に元となる画像も指定することができ、手元にある画像のイメージ・スタイルを保持したまま、別の画像を生成することが可能になっています。
画像サイズもマジック生成の「正方形/縦/横」と違い、6種類のアスペクト比を選択することが可能になっており、更に柔軟なデザインへの適用が可能です。


動画生成

テキストプロンプトを入力するだけで、AIが短尺動画を自動生成。
こちらもマジック生成の機能の一つとなりますので、使い方としては以下と同様で、
動画」を選択してプロンプトを入力し生成する形になります。

マジック生成の実際の画面と手順


画像編集

画像編集には、5種類の機能があります。
それぞれを上手に活用すれば、とても便利ですので、ぜひお試しください! 


マジック消しゴム

まず、写真に写りこんだ不要なものを削除する「マジック消しゴム」。
使い方は以下の通りです。

マジック消しゴムの実際の画面


削除した結果が以下になります。
簡単な作業で画像内の不要なものを削除することができます。

マジック消しゴムのBeforeAfter


マジック加工

続いて、写真の一部を別のものに変換する「マジック加工」。

マジック加工の実際の画面


変換した結果が以下になります。
変えたい部分を選択し、プロンプトを入力するだけで変換が可能です。

マジック加工のBeforeAfter


マジック切り抜き

続いて、写真の一部を切り出して素材かすることができる「マジック切り抜き」。

マジック切り抜きの実際の画面



以下のように、画像の一部を切り出して移動させたり、拡大縮小することができます。

マジック切り抜きのBeforeAfter


テキスト切り抜き

次に、画像の中のテキストをAIが判定し、テキストに変換する「テキスト切り抜き」。

テキスト切り抜きの実際の画面


以下のように、選択したテキストをテキストボックス化して、
文字やフォントを変えたり、移動や縮尺変更を行うことができます。

テキスト切り抜きのBeforeAfter



背景除去

最後に、画像の背景をAIが自動で消去してくれる「背景除去」。

背景除去の実際の画面



以下のように、ワンクリックで綺麗に背景を除去することができます。

背景除去のBeforeAfter


テキスト生成

Canvaには、「マジック作文」と呼ばれる文章のAI自動生成機能があります。


マジック作文の実際の画面


機能としては以下となります。

  • 文章生成
  • 要約を作成
  • 続きを自動で作文
  • 短縮
  • 書き換え
  • もっと楽しく
  • もっとフォーマルに
  • ファンタジー調に変更
  • ボイス(文調)を変更
  • 文章を校正
  • カスタムのテキスト入力


詳しくは画像の通りになります。
通常のテキスト生成だけでなく、要約や構成、続きを作成など、文章を作る際の痒い所に簡単に手が届くような機能がそろっています。


音楽生成

次に、オリジナルBGMを作成することができる音楽生成機能。
こちらは、外部アプリを利用して作成することができます。

今回は、代表的にCanva公式も紹介している「Soundraw」というアプリをご紹介します。


Canva経由でSoundrawを利用する実際の画面


Soundrawを利用するには、別途サイトで登録を行う必要があります。
Soundrawは14日間の無料トライアルプランがあり、それ以外は全て有償のプランとなっておりますので、基本的に利用は有料となります。
生成されたサンプルを聴くのは無料でできますが、デザインに挿入する場合はアカウント連携が必須となります。

Soundrawは、デフォルトでさまざまなジャンル・テーマに合わせた音楽が3分前後で生成されます。
オプションからジャンル・テーマ・曲の長さ(10~300秒)、を選択することができ、1つの曲に4つのフレーズ(Quiet, Mild, Intense, Extreme)が組み合わされて生成されるので、その組み合わせを変更してアレンジすることも可能です。


ナレーション生成

次に、入力した内容をAIが読み上げる音声・動画を生成する、ナレーション生成機能をご紹介します。


ナレーション生成には2通りあり、

  • AIアバター音声生成
  • AIナレーション音声生成

が存在します。


AIアバター

AIアバターは、音声だけでなく、プリセットの画像や自分で用意した画像を動かしながら話す動画を生成することができます。

今回は、代表的にCanva公式も紹介している「D-ID」というアプリをご紹介します。

Canva経由でD-IDを利用する実際の画面


D-iDを利用するには、別途サイトで登録を行う必要があります。
無料トライアルプランでは、20クレジットまで無料で利用することができます。(1クレジット15秒まで)
無料プランでは、生成された動画全体にD-iDのウォーターマークが入ります。
話す内容・声などは、「Preview Speech」から生成前に確認することができます。

D-iDのほか、「HeyGen」などのアプリが存在します。


AIナレーション

AIナレーションは、入力したプロンプトを読み上げる音声を生成することができます。

今回は、代表的にCanva公式も紹介している「Murf AI」というアプリをご紹介します。

Canva経由でMurf AIを利用する実際の画面


Murf AIを利用するには、別途サイトで登録を行う必要があります。
無料プランでは、日本語の生成は不可となっています。

Murf AIのほか、「AI Voiceover」などのアプリが存在します。
かなりの数の類似アプリがありますので、アプリ画面で「Voiceover」などと検索してみてください。


AI翻訳

さいごに、テキストやページ全体をAIが自動翻訳してくれる、AI翻訳をご紹介します。

AI自動翻訳の実際の画面

ワンクリックで簡単に様々な言語への翻訳が可能です。
もとのページを残してページごと翻訳してくれるので、とても便利な機能となっています。



その他も外部サービスと連携したアプリを利用することで、様々なAIサービスをデザイン内に挿入することが可能です。


Canvaのプラン別AI機能の利用について

利用できるサービスに無料/有料プランの区別はなく、生成回数がプラン毎に異なります。


プラン

AI機能の生成回数(画像)/月(1ユーザーあたり)

AI機能の生成回数(動画)/月(1ユーザーあたり)

AI機能の生成回数(文章)/月(1ユーザーあたり)

無償版

50回

5回

25回


有償版
(Pro, Teams, Enterprise, 教育版)

500回

50回

250回


その他も外部サービスと連携したアプリを利用することで、様々なAIサービスをデザイン内に挿入することが可能です。


CanvaのAI機能の商用利用と著作権について

CanvaAIで生成されたコンテンツは商用利用が可能です。
ただし、第三者の著作物を使用する際は注意が必要です。
生成されたコンテンツの著作権はユーザーに帰属しますが、独占的な権利はありません。
利用規約を遵守し、適切に使用することが重要です。 


まとめ

CanvaのAI機能は、デザインの効率化やクリエイティブの幅を更に広げてくれる強力なツールです。
初心者からプロまで、幅広いユーザーにとって魅力的な機能を提供しています。ぜひCanvaのAI機能を活用して、デザインの可能性を広げてみてください。

『Canva相談センター』では、Canva製品に精通した専門コンシェルジュが企業導入に向けた無料相談を承っております。今回ご紹介した製品の概要や、具体的な料金が気になる・もっと詳細な情報が欲しい等々ありましたら、お気軽にご相談ください。

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SB C&S株式会社内SaaS専門チーム「Cloud Service Concierge」が記事の執筆や監修を進めています。ブログ記事は、SaaSの基礎知識やSaaS製品の選定ポイントなどを中心に情報を発信しています。
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