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有料版 Zoom機能を使ったオンライン営業強化法

テレワーク普及に伴い、営業のあり方も変容しています。顧客との関係性を構築する上で重宝されてきた接待や対面での打ち合わせなどが無なくともWeb会議で十分成果を上げられることがわかってきました。この記事では、成果をあげるために有効な有料版Zoomの機能をご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.テレワーク普及の推移
  2. 2.「接待営業」から「オンライン営業」へ急速移行
  3. 3.有料版 Zoom機能を使ったオンライン営業強化法
  4. 4.まとめ

テレワーク普及の推移

働き方改革や新型コロナウイルスの影響により、テレワークの普及が進んでいます。
パーソル総合研究所の発表*1によると、2020年3月時点での正社員のテレワーク実施率は13.2%でした。しかし2020年の4月には27.9%となり、 わずか1ヶ月間で2.1倍の増加が見られます。うち4月7日に発令された緊急事態宣言における対象地域の7都府県では38.8%と高い数値になっています。

時間や場所にとらわれない働き方は労働人口の減少に備えた人材の確保や従業員のワークライフバランス向上などの観点からも国をあげて推奨されており、テレワーク導入企業は今後ますます増加することが予測されます。

*1出典:パーソル総合研究所「第四回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」
https://rc.persol-group.co.jp/news/202012160001.html

「接待営業」から「オンライン営業」へ急速移行

テレワークの導入によりさまざまな業務がこれまでと違う方法で実施されるようになりました。中でも大きな変化がみ見られた業務として営業活動がその一つと言いえるのではないでしょうか。

従来は顧客のもとに直接訪問する対面での打ち合わせや、優良な顧客や見込み顧客と密接な関係性を構築するための接待などが行われてきましたが、飲食店の営業自粛や時短営業によって会食ができないことも影響して現在はオンラインでの営業が主流となっています。
一方、交通費や出張費、交際費などが大幅に減っており、日本経済新聞*3によると2021年3月期は関連経費が前年比で約7兆円減る見通しともい言われています。

では接待や訪問が大幅に減少したことで売上にどのような影響が出ているのでしょうか。

飲食業やイベント業界が打撃を受けている一方で、IT業界の売り上げについてはまだ大きな影響は見られません。むしろ2020年に売上高や利益を上方修正した上場企業は東京商工リサーチ*4によると551社あるとの結果でした。会食や接待などの営業活動は売上にそこまで影響しないと捉えられます。
交際費をかけずとも売上を確保できるのであれば継続してオンラインにて営業を行うインサイドセールスが主流となり、新型コロナウイルスが収束したあともテレワークでの営業活動は続くことが予想されます。

*3参考:日本経済新聞「コロナ禍、経費7兆円減 テレワークで出張・交際費絞る」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD0350B0T00C21A3000000/
*4参考:東京商工リサーチ「2020年 上場企業「新型コロナウイルスによる業績上方修正」調査」
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20210114_01.html


有料版 Zoom機能を使ったオンライン営業強化法

テレワークでの営業はWeb会議が主流となります。Web会議ではオンライン会議ツールがかかせません。利用シェアの高いZoomの利用者数は全世界で年々増加しており、2019年12月時点では1,000万人でしたが、2020年4月には3億人に上りました。日本国内においても2020年1月と4月を比較すると、無料ユーザーのサインアップ数は63倍となり、有償顧客数は17倍となっています。

Web会議を有意義な時間にするためには、Zoom有料ライセンスの使用をおすすめします。有料アカウントの便利な機能を活用することで、業務効率の向上やスムーズなWEB会議の進行につながります。特に企業で利用する場合は、ビジネスライセンスをご検討ください。
ここでは有料アカウントで使える便利な機能をご紹介します。

・クラウドレコーディング機能
録画データをクラウド上に保存することができ、リンクから再生やダウンロードが可能なため、社内だけでなく顧客とのデータ共有に役立ちます。

・ビジネスアプリ連携
シングルサインオンとの連携やSlackなどのチャットツール、Googleカレンダーなどさまざまなアプリとの連携が可能なため、業務効率の向上につながります。

・長時間通話
無料版で会話をする際、40分の時間制限があります。有料版であれば制限時間は30時間のため長時間にわたる通話も可能です。顧客との打ち合わせ中に制限時間となり中断してしまうなどの心配はありません。

・ウェビナーを開催できる
最大10,000名まで参加可能なウェビナーの開催が可能です。
Zoom Webinarsはホストの映像と音声のみが共有されるため、スムーズな進行を実現できます。

まとめ

今後ますます加速するリモートワークの普及に伴う営業活動の変容を皮切りに、Zoomの有料版で利用可能な機能とそれによる業務の効率化などをご紹介しました。
現在Zoomを使っているが無料版だという方も多いことと思います。これを機にぜひ有料版の導入をご検討ください。



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SB C&S株式会社内SaaS専門チーム「Cloud Service Concierge」が記事の執筆や監修を進めています。ブログ記事は、SaaSの基礎知識やSaaS製品の選定ポイントなどを中心に情報を発信しています。
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