オンライン商談で最も多い課題は「音声が安定しない」。解決法は?
リモートワーク促進の影響は、様々なところに出ているかと思います。それは営業においても同じです。
しかし、オンライン商談への切り替えの浸透度合いは各企業・世代によって大きく差があるのではないでしょうか。今回は、実際に導入している企業の実態と、スムーズに導入を進めるために重要なポイントを紹介します。
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オンライン商談の実態
・新型コロナを契機に、約半数がオンライン商談を実施
新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う外出自粛の影響でリモートワークが普及しました。
リモートワークの波は、従来対面で行われることが多かった営業活動にまで及び、オンライン商談を取り入れる企業が増加しました。
エン・ジャパン株式会社が発表したレポート「オンライン商談」実態調査によると、オンライン商談を実施しているのは全体の43%と、半数近くの企業が導入に踏み切ったことがわかります。
また、オンライン商談を導入している企業の内77%が、新型コロナウイルス感染対策のための導入と解答しました。
・導入成果を感じる点は「移動コストの削減」「リードタイムの短縮」
オンライン商談の成果について、前述の調査によると、37.3%が「移動コストの削減」、18.7%が「リードタイムの短縮」と解答しており、営業効率の向上を実感する企業が多く見受けられます。
・最たる課題は「音声が安定しない」
対面営業に比べ「移動コストの削減」や「リードタイムの短縮」のメリットがある一方、デメリットも存在します。最たる課題は、「音声が安定しない(35.8%)」、次点は「画面が固まる(25%)」でした。
インターネット回線や使用しているシステムの品質など、利用環境に左右されやすいことが明らかになっています。
オンライン商談ツール選びで「音声品質」は重要
・商談で相手へのストレスは余計なマイナス点
前述の通り、オンライン商談の課題として「音声の安定性の確保」が挙げられます。音声が途切れ途切れとなってしまっては話の内容が頭に入って来ず、商談相手としてはストレスが溜まってしまいます。
このようなマイナス点があると、商談の内容そのものの印象も悪くなり、受注や購入といった次のステップに進みにくい可能性が出てきます。
・スマホなどの電話回線を使って通話ができる機能の活用
オンライン商談において音声の安定性はツール自体の性能や端末などいくつかのポイントが考えられますが、影響が比較的大きいと考えられるのは通信環境です。
インターネットの通信環境が悪く音声の品質が安定しない場合、例えば電話回線を使って通話ができる機能のあるオンライン商談ツールを活用することで、音声品質を確保できるようになります。
スマホで通話ができる機能もあるオンラインMTGツール「Zoom」
Zoomはスマートフォン(スマホ)版やタブレット版のアプリが提供されており、これらのデバイスでも使うことができます。
そもそもパソコンにマイクやスピーカーが付属していない、イヤホンマイクを持っていない場合はもちろん、一時的にパソコンを所持していないなどの緊急の場合でも、あらゆるデバイスからシームレスに通話することができます。
環境に合わせてオーディオ回線を選択できるなどの柔軟な音声通話オプションが用意されていることもあり、Zoomに切り替えた利用者の92%がパフォーマンスの向上を報告しています。また、その場で聞き取りにくかった内容も、録音機能により後で確認するのが容易となり、商談に集中することができます。
また、トランスクリプト*(文字起こし)を利用することで、ミーティング中の会話が文字として自動生成され、メモとして残すことも可能です。
*対象言語は順次拡大予定
いかがでしょうか。
今回はオンライン商談に起こる課題と解決方法をご紹介しました。
まだまだ黎明期にあるオンライン商談ですが、今回紹介したZoomを使うことでスムーズな商談を実現することが可能になります。オンライン商談を未導入の方は是非導入をご検討ください。
その他にもZoomを活用することでオンライン営業を効果的に行う方法があります。
以下の資料も是非御覧ください。