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【4プランの違いとは?】自社に適したZoomプランの選び方

オンラインWeb会議ツールとして普及しているZoomには、無料プランのほかに3つの有料プランがあり、企業が利用するのに適しています。この記事では、有料プランをおすすめする理由や自社に合ったプランの選び方を解説します。企業でのZoomの導入を検討している方、プランの選択に迷っている方はぜひご覧ください。

※ 本ブログ記事の内容は、記事掲載時点の情報に基づいて記載されています。そのため、製品に関する情報については、アップデートなどにより現行の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

目次[非表示]

  1. Zoomには無料プランと3つの有料プランがある
  2. 無料プランを使用しているときによくある困りごと5つ
    1. ① 40分の時間制限がある
    2. ② 個人IDが変更できない
    3. ③レポート機能がない
    4. ④ クラウドストレージを用いた録画・保存ができない
    5. ⑤ 他社のミーティングとの区別がつきにくい
  3. 企業利用には有料プランをおすすめする理由4つ
    1. ①30時間の会議ができる
    2. ②クラウド上に録画・保存ができる
    3. ③管理用ダッシュボード機能で管理ができる
    4. ④ミーティングをブランディングに使える
  4. 自社に最適なZoomプランの選び方
  5. Web会議ツール「Zoom」

Zoomには無料プランと3つの有料プランがある

多くの企業が利用しているWeb会議ツール「Zoom」には無料から有料までさまざまなプランが存在します。
そのため、Web会議ツールを利用するに当たってどれが自社に適したプランなのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、無料プランと複数ある有料プランそれぞれの違いについて紹介します。

〇無料プラン
無料プランでも基本的なサービスは揃っています。たとえば、 100人までのミーティングや録画・録音(ローカル保存)、画面共有といった機能が利用可能です。しかし、利用時間が40分に制限されてしまいます。
そのため、短時間の利用がメインでない限り、無料プランでは不便さを感じる可能性があります。

〇有料プラン
有料プランは、無料プランでも使える基本的なサービスに加え、3種類に分かれています。以下ではそれぞれの特長を紹介します。

・プロプラン
プロプランでは無料プランの機能に加え、 利用時間の制限が30時間になり、録画・録音のクラウド保存も可能です。
また、契約可能ホスト数が1~99人となるため、毎回同じホストがミーティングを立ち上げずに済みます。
料金は年額30,700円(1ライセンス)です。

・ビジネスプラン

ビジネスプランでは 最大参加可能人数が300人、契約可能ホスト数が1人~になります。
料金は年額42,220円(1ライセンス)です。

・エンタープライズエッセンシャルプラン

エンタープライズエッセンシャルプランは 最大参加人数が500人、契約ホスト数は最低50人以上と、大規模なミーティングやセミナーも可能なプランです。
料金は年額42,240円(1ライセンス)です。

プラン
最大参加可能人数
契約ホスト数
(ライセンス数)
利用可能時間
料金
(年/ライセンス)
無料
100人
1人
40分
0円
プロ
100人
1~99人
30時間
30,700円
ビジネス
300人
1人~
30時間
42,220円
エンタープライズ
500人
50人~
30時間

42,240円

Web会議システムで解決できる企業課題と導入時に気をつけるポイント

無料プランを使用しているときによくある困りごと5つ

Zoomでは無料プランも提供しているため、コストがかからないこちらのプランを利用している方も少なくありません。ここでは、企業が無料プランを選択している場合に直面しやすい5つのよくある困りごとについて紹介します。

① 40分の時間制限がある

無料プランでは、1回あたり40分までしか利用できません。商談や重要な会議では、40分では時間が足りず大事なところで終了してしまう恐れがあります。 また、再度商談相手にミーティングに参加してもらうなど手間が発生してしまうこともあります。

② 個人IDが変更できない

無料版では個人IDが変更できないため一度IDを共有してしまうと、いつでもミーティングに参加できてしまいます。たとえば社内の会議に社外の人が入ってきてしまうといったトラブルが起きる可能性があり、セキュリティ面で不安が残ってしまいます。

③レポート機能がない

レポート機能とは、会議の参加者や参加・退出時間等をレポートとして出力する機能です。無料プランにはこの機能がないため、部下をはじめとする社員の管理が難しくなってしまいます。

④ クラウドストレージを用いた録画・保存ができない

無料プランでは録画した映像をクラウドに保存できないため、PC等のデバイスの容量が不足する恐れがあります。動画は特に容量が大きいので、長時間あるいは複数の会議を保存すると容量不足に陥りやすく正確な情報共有には不安が残ると考えられます。

⑤ 他社のミーティングとの区別がつきにくい

無料プランでは自社サイト専用のホームページを持てず、ブランドの宣伝ができません。そのため、オンラインでのミーティングや商談が増加している今どの企業とのミーティングなのか差別化がはかりにくく、ブランディングにおける機会損失が発生してしまいます。

無料Web会議ツールの危険性とは?セキュリティ対策のポイントと有料版のメリット

企業利用には有料プランをおすすめする理由4つ

上記のような困りごとに直面しないためにも、企業がZoomを利用する際には有料プランが適しています。有料プランの具体的なメリットは以下の4点です。

①30時間の会議ができる

有料プランを利用することで、30時間の会議ができます。議論が佳境に差し掛かったところで突然終了してしまう、といった心配をせず、思う存分会議を続けられます。

②クラウド上に録画・保存ができる

有料プランでは、録画したデータをクラウド上に保存できます。そのため、PC等の容量を圧迫する心配がありません。また、保存したデータは URL にアクセスするだけで視聴・閲覧が可能なので、保存したデバイスを持ち歩かなくても済みます。多くの人が同時にアクセスできるのもメリットです。

③管理用ダッシュボード機能で管理ができる

管理用ダッシュボード機能で、ミーティングの利用回数や履歴等を管理できるのも有料プランの魅力です。この機能を使うことで、通信上の問題が発生した際にすぐにトラブルシューティングができるほか、過去にどのようなミーティングをいつ開催したのかといった情報検索もできます(ただし、本機能はビジネスプラン・エンタープライズプランのみで使用可能になります)。

④ミーティングをブランディングに使える

有料プランではバニティURL(企業独自のURL)を発行でき、ドメインに自社の名前を付けられます。また、バニティページに企業カラーや自社のロゴを入れられるため、ブランディングに便利です(ただし、本機能はビジネスプラン・エンタープライズプランのみで使用可能になります)。

有料プランの有用性については、以下でもさらに詳しく記載しておりますのでぜひご覧ください。

今知りたい!パフォーマスンを高めるミーティングプラットフォームの構築ガイド

自社に最適なZoomプランの選び方

しかし、会社で使用するWeb会議ツールとしてZoomの導入や、無料プランからの切り替えを検討している方の中には、どのプランにすればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。そこでここでは、3つの有料プランの最適な選び方を紹介します。

プロプランが向いているケース

プロプランでは、無料プランで利用可能な基本の機能に加え、以下の機能が利用可能です。

〇プロプランで利用可能な機能

  • 30時間
  • ユーザー管理機能
  • 管理者機能コントロール
  • レポーティング機能
  • 1ライセンスあたり10GBの録音・録画ストレージが利用可能


無料プランとの最大の違いは、30時間のミーティングが行える点です。
ユーザー管理機能やクラウドでの録音・録画等、企業が利用する上で最低限必要な機能は揃っているので、複数人での商談や打ち合わせが多い場合にはプロプランが向いています。

ビジネスプランが向いているケース

ビジネスプランではプロプランの機能に加えて、以下の機能が利用できます。

〇ビジネスプランで利用可能な機能

  • 最大参加可能人数が100→300名
  • SSO(シングルサインオン)との連携
  • クラウド録画トランスクリプト(録画ミーティングの文字起こし)
  • 管理対象ドメイン(会社/学校などのメールアドレスドメインを使用して、ユーザーをアカウントに自動的に追加)
  • 会社のブランディング(バニティURLが発行可能)

ビジネスプランでは、最大参加人数が300名まで増やせます。
また、シングルサインオンとの連携によってセキュリティの向上を図れるのも魅力です。さらに、バニティURLを発行できるため、Zoom上でのブランディングにも利用できます。

以上を踏まえると、

組織内でZoomを利用している方が多く、充実した管理機能を利用したいお客様にはビジネスプランが向いています。

エンタープライズエッセンシャルプランが向いているケース

エンタープライズエッセンシャルプランでは、ほかのプランのすべての機能に加え、以下の機能が利用可能です。

〇エンタープライズエッセンシャルプランで利用可能な機能

  • 最大参加可能人数が300→500名
  • クラウドストレージ容量が無制限
  • ウェビナー機能
  • リアルタイム翻訳機能
  • 会議室向けライセンス
  • テレビ会議システム用コネクタ

エンタープライズエッセンシャルプランでは、クラウドストレージ容量が無制限になるほか、プロプラン・ビジネスプランでは追加料金が必要なウェビナー(Webセミナー)機能も標準搭載されています。
そのため、大規模な会議やウェビナーを頻繁に開催する企業に向いています。
さらに、リアルタイム翻訳機能も搭載されておりますので、海外の方との会議でも幅広い言語でのコミュニケーションが可能となります。
また、会議室向けのライセンスやテレビ会議システム用のコネクタも契約数に応じて付与されますので、充実したWeb会議環境を構築いただけます。

各プランの特長と、自社で開催するミーティングやイベントの規模や頻度などの要件を照らし合わせることで、自社に適切なプランを選ぶことが可能になります。

さらに詳しい機能とプランの特長は以下にも記載しておりますので、ぜひご覧ください。

Zoomの特長・機能についての資料はこちらから

Web会議ツール「Zoom」

Zoomは企業の規模や用途によって適したプランが異なります。有料プランを導入する際は、利用する人数や会議の頻度・内容等をあらかじめ把握しておくことが大切です。

各プランを選ぶ際の簡単な指標として以下のように区別できます。

プロプラン

商談や社内の打ち合わせがメイン

ビジネスプラン

より大規模な会議を行い、かつブランディング等にも利用したい

エンタープライズエッセンシャルプラン

300人を超える大規模な会議やウェビナーを開催する場合や、頻繁に録画・録音する場合

なお、エンタープライズエッセンシャルプランを導入する場合はお問い合わせが必要です。

導入を検討している方や、どのプランが最適か迷っている方は以下までご相談ください。

また、さらにDXを加速するためにクラウドPBX・ZoomPhoneの導入をあわせておすすめします。

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SB C&S株式会社内SaaS専門チーム「Cloud Service Concierge」が記事の執筆や監修を進めています。ブログ記事は、SaaSの基礎知識やSaaS製品の選定ポイントなどを中心に情報を発信しています。
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