“Zoom Meetings”と“Zoom Rooms”　違いって何？

テレワークの普及により存在感を増しつつあるZoomですが、“Zoom Meetings”　と　“Zoom Rooms”　という2つのソリューションがあることはご存じでしょうか？この記事では、それぞれの機能の特徴や活用シーンを解説します。

Web 会議ツールと一括りにされやすい2つのZoom

Web 会議ツールとして一括りにされやすい Zoom Meetings と Zoom Rooms。
実は両者には明確な違いがあり、それぞれの特徴を認識し、用途にあった活用をすることでコスト削減や効率化を図ることができます。ここでは Zoom Meetings と Zoom Rooms の概要やそれぞれの違いについて解説します。

Zoom Meetings とは

Zoom Meetings とは、 PC やタブレット、スマホを利用して、オンラインミーティングを行えるサービスです。一般に Web 会議ツールとして認識され、多くの人が使っているのは、この Zoom Meetings の方です。

Zoom Meetings は、場所を選ばずあらゆるデバイスから Web 会議に参加することができます。Web会議などでは、途中で画面が乱れてしまったり、固まったりしないことや操作がシンプルなことが重要ですが、Zoom Meetings はなめらかな映像とクリアな音声、誰でも簡単に扱える操作性と安定した通信性を実現しています。

また、資料共有や画面共有、録画機能をはじめとする、オンラインミーティングに便利な機能が豊富に備わっており、オンライン上でもストレスを感じることなくコミュニケーションを取れるのが魅力です。さらに、ホワイトボードやチャット、バーチャル背景など、「あったらうれしい」と思える機能も充実しています。セットアップが簡単な点から人気を得ています。

さらに詳しい情報は以下もご覧ください。
Zoom Meetingsとは（リンク入れる）

Zoom Rooms とは

一方、 Zoom Rooms とは、テレビ会議システムのように会議室などに常設される Zoom ライセンスのことです。部屋に据え置かれたタブレット型の端末を使用し、システムを操作します。会議の参加者は Zoom Rooms が設置されている部屋に集まり、他のルームや PC 、スマホなどを利用した参加者とリモートでミーティングを行います。つまり、 Zoom Meetings が場所を問わず個人同士を結びつけるのに対し、 Zoom Rooms は特定の場所（部屋）を起点として人々を結びつけるということです。

また、部屋に常設されるシステムであるため、ミーティングに使用しないときは、デジタルサイネージや受付にも利用できます。さらに、会議室使用管理機能も搭載しており、利用予約などが簡単にできるのも利点です。

さらに詳しい情報は以下もご覧ください。
Zoom Roomsとは（リンク入れる）

Zoom Meetings と Zoom Rooms、両者の違いを分かりやすく表現すると、個人がライセンスを保有し、場所を選ばず複数の人がリモートでつながる「Web 会議システム」がZoom Meetingsです。
一方、会議室などに常設された端末にライセンスが紐づき、部屋を中心に人々がつながる「テレビ会議システム」が、Zoom Roomsとなります。

上記の違いを理解して、適切なタイミングで使用することで、オンライン上でもストレスを感じることなくコミュニケーションを取ることが可能になります。

Zoom MeetingsとZoom Roomsそれぞれの活用シーン

Zoom Meetings と Zoom Rooms、 2つのツールはそれぞれどのような場面に適しているのでしょうか？
以下では両者に適した活用シーンを紹介します。

テレワークやオンラインミーティングには Zoom Meetings

テレワークやオンラインミーティングには Zoom Meetings が適しています。

なぜなら、個人がライセンスを持つため、各々が離れた場所・端末から参加できるからです。資料共有や画面共有の機能を使うことで、紙の資料を用意する必要がなく、移動時間や交通費といったコストを削減できるのも利点です。

また、ホワイトボード機能を使えば、板書のように文字や図を書き（描き）、イメージを共有できるので便利です。さらにチャット機能を使えば、講義中でも質問やコメントなどを受け付けることができ円滑なコミュニケーションができます。

会議室（定例会議や重役会議の開催）には Zoom Rooms

一方、会議室での定例会議や、重役会議の開催には Zoom Rooms が適しています。
Zoom Rooms のライセンスは設置されている会議室が所有しているため、ライセンスを所有していない人でも、部屋に集まれば利用できます。ライセンスの数が少なくなるため管理が容易な点もメリットです。

また、会議室に常設されているため、セットアップの手間をかけずに Web 会議を行えるほか、個人のデバイスを占有しないため、会議を見ながら自身の PC などを使える特長もあります。さらに、会議室が手狭でも、他の場所とリモートでつなげば大人数の会議を開けます。そのため、会議室の部屋数の少なさやキャパシティの小ささといった制約が解消されます。

そして、複数の人が 1 部屋に集まりオンライン会議を開くとき、画角が狭く全員が写らない場合や、遠くの参加者の声をマイクが拾えない場合など、さまざまな難点が生じることがあります。Zoom Rooms なら専用のディスプレイやマイク、スピーカーなどを使用するため、こうした問題は起こりません。
1つの部屋に複数の人が集まるシチュエーションでは、Zoom Rooms が適していると考えられます。

ミーティングにかかるコストの削減や、効率的なオンライン会議の開催は、Zoom Meetings と Zoom Roomsを適切に組み合わせて使うことで実現できます。

「Zoom」の導入はご相談ください

この記事では Zoom Meetings と Zoom Rooms の機能やそれぞれの活用シーンについて解説しました。
Zoom Meetings は個人がライセンスを保有し、場所を選ばず複数の人がリモートでつながる「Web 会議システム」です。
一方、Zoom Rooms は、会議室などに常設された端末にライセンスが紐づき、部屋を中心に人々がつながる「テレビ会議システム」です。

また、Zoom Meetings はテレワークやオンラインミーティングなどに向いており、Zoom Rooms は1つの部屋に複数人が集まる会議（定例会議や重役会議など）に向いているという違いがあります。

上記の違いをふまえ、Zoom Meetings と Zoom Roomsの機能の詳細や
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