【料金表付き】Zoom Oneの機能とプランについて
より良いビデオ会議を行うには、自社にとって使いやすいツールを選ぶことが大切です。
Web会議ツールの一つである『Zoom』は聞いたことがあるけれど、『Zoom One』についてはよく知らないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、様々な状況に対応できる機能を拡張できるZoom Oneの概要をはじめ、機能やプラン、メリットについて解説します。
最後に、最適なプランを選ぶためには、いくつかのポイントもご紹介します。
「業務に役立つビデオ会議ツールを調べている」「Zoom Oneについて知りたい」とお考えの方は、ぜひご一読ください。
目次[非表示]
- 1.Zoom Oneとは
- 1.1.ビデオ会議
- 1.2.チームチャット
- 1.3.Zoom Phone
- 1.4.オンラインホワイトボード
- 2.Zoom Oneのプラン・価格
- 2.1.プランの比較と特徴
- 2.2.Zoom Oneを導入するメリット
- 2.3.おすすめプランの選び方
- 3.まとめ
Zoom Oneとは
Zoom Oneは、会議やチャット、電話、録画機能、ホワイトボードなどを一つにまとめたZoom Video Communications社のサービスです。
『Zoom Meetings』をはじめとする様々な機能が利用できます。
また、価格設定がシンプルで分かりやすいことも魅力の一つです。
Zoom Oneを活用することで、Zoomをビデオ会議ツールとして使用することが可能になります。
モバイル回線でも接続が安定しており、滞りなく会議を進行することができ、簡単な操作で誰でも会議に参加できます。
次より、Zoom Oneに含まれている機能について紹介します。
※スマートフォンやiPad版のZoomアプリの名称はzoom-one platform to connectであり、
Zoom Oneと同内容のサービスとなっております。
ビデオ会議
Zoom Meetingsは、PCやタブレット、スマートフォンなどのさまざまなデバイスから簡単にビデオ会議が開催できます。
画面共有やチャット、録画機能、音声・ビデオ送信機能などがあり、分かりやすい見た目で、マニュアルがなくても簡単に利用することが可能です。
▼Zoom Meetingsの特徴
場所や端末を問わず参加できる
チャット機能があり、ファイルの送受信ができる
参加者と画面・資料の共有ができる
画質・音声が非常にクリア
録画ができ、後から確認ができる
チームチャット
『Zoom Team Chat 』は、チームメンバーや外部ユーザーと連絡を取ることができます。
電話やビデオ会議をすぐに開始したり、ファイルを共有することができます。
リマインダー機能、履歴の検索、統合されたファイル共有、10年分のアーカイブが可能なためチャットを整理することで生産性の向上につなげられます。
▼Zoom Team Chatの特徴
- 電話やビデオ会議をすぐに開始できる
- ファイルの共有が可能
- グループチャットやチャンネルの通知設定を変更できる
- チャット内のメッセージをピン留めできる
- すべてのチャットや特定のチャットのワードを検索できる など
Zoom Phone
『Zoom Phone』は、固定電話(IP電話)やPC・タブレットのほか、スマートフォンからの発着信が可能で、一度に複数の通話の管理を行うことができます。
Zoom Phoneの主な機能として、通話転送・代理応答・通話録音などがあります。
また、従来の電話システムで利用されている、ボイスメールや自動通話録音、発信者ID変更、迷惑電話のブロックリスト対応といった機能も充実しています。
▼Zoom Phoneの特徴
- 幅広い端末で利用できる
-
Zoom Meetingsへの移行、外部のチャット・CRMツールなどと連携可能
- 通話音声の品質が高く、通信が安定している
- 通信障害が発生しくい設計 など
オンラインホワイトボード
オンラインホワイトボードでは、保存した画像やテンプレートを呼び出して利用・編集できます。
ミーティング中でなくても利用可能なため、改めて資料を作り直す必要がありません。
事前にホワイトボードを作成し、ミーティング中に展開することも可能です。
▼オンラインホワイトボードの特徴
- いつでも文章や画像を利用・編集できる
- 参加者同士で一緒に書き込みができる
- 手書きで企画案を書き出せる
- PDFファイルを貼り付けることができる など
Zoom Oneのプラン・価格
プランの比較と特徴
Zoom Oneには、様々なプランと価格オプションがあります。
基本フリープランからZoom One Pro、Zoom One Business、Zoom One Business Plus プランなど、ニーズに合わせた選択肢があります。
無料プランでも利用できますが、ミーティングの最大接続時間が40分しか利用できません。
有料プランを利用するには、以下の表プランから選択して利用します。
プランによって、利用できる内容が異なるため、参考にしてください。
Zoom Oneを導入するメリット
Zoom Oneを導入するメリットは、主に2つあります。
1つ目は、ビデオ会議に必要なツールが一つにまとめられている点です。
スマートフォンなどからの通話発信や、ビデオを介した対面のミーティング、チャットでのファイル送受信機能、ミーティングを録画し後から確認するなど、Zoom One一つで利用できます。
さらに、Zoom MailとZoom Calendar (https://explore.zoom.us/ja/products/email-calendar/)のサービスとも連携してZoom上で既存のメールやカレンダーにアクセスができます。
2つ目は、場所を選ばず安全に利用できて、臨機応変に対応できる点です。
Zoom Oneは、チャット暗号化を有効にすることで、セキュリティを高めることが可能です。
Zoom One ビジネス以上のライセンスではSSO(シングルサインオン)を利用し、さらに高度なセキュリティを実現が可能です。
安全に利用できるようセキュリティが完備されているため、場所に左右されない運用が可能になります。
おすすめプランの選び方
最適なプランを選ぶためには、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
参加人数、必要な機能、予算など、自分の要件とプラン、ビジネスの将来的な成長や変化を見越して、拡張性やカスタマイズオプションも考慮する必要があります。
Zoom One Pro (個人利用向け)
30時間のミーティングやクラウドレコーディングといったビジネス利用に役立つ機能が利用できます。ライセンスを付与されている方がホストとしてミーティングを開催した場合、参加者全員が30時間のミーティングが可能となるため、少人数の団体・企業等で運用する場合におすすめです。
Zoom One Business (中小企業向け)
Businessプランでは、Proプランの機能に加え、管理用ダッシュボードやバニティURL、関連ドメインといったビジネスシーンに役立つ機能が利用できるようになります。
付与できる有償ライセンスの数やミーティングの参加人数の上限も100人から300人に拡大するため、中小企業等の場合におすすめです。
Zoom One Business Plus(Zoom Phoneライセンス付き)
Business Plusプランでは、Businessプランの機能に加え、10GBのクラウドレコーディングの他、電話機能がフル活用できます。
Zoom Phoneを社内利用する団体・企業に最適です。
大企業向けのプランは、別途営業にご相談ください。
まとめ
Zoom Oneは、会議やチャット、電話、録画機能、ホワイトボードなどを一つにまとめたサービスです。
Zoom Client / Zoom モバイルアプリ の最新バージョンでは、 Zoom Meetings、Zoom Phone、Zoom Team Chat がメールやカレンダーとも一体化しています。
直感的に操作がしやすい画面で、場所を問わずに利用することができます。
また、モバイル回線でも安定したビデオ会議を実現することが可能です。
みなさまの用途に合わせて、Zoom Oneの各種プランからお選びいただけます。
Zoom Oneは、ビデオ会議ツール以外にも、コミュニケーションの場としても活用できます。