次世代ビジネスフォン『Zoom Phone』とは? 特徴・機能をまとめて解説

次世代ビジネスフォン『Zoom Phone』とは? 特徴・機能をまとめて解説



近年、コロナ禍を経て、出社とテレワークを組み合わせるハイブリッドワークを導入する企業が増加傾向にあります。

一方、テレワークの導入に際しては、業務内容や企業の制度でフルリモート化が難しい、従業員同士のコミュニケーションが不足するといった課題が挙げられます。

また、課題の解決策を見つけられず、「なかなかテレワークの導入に踏み切れない」「どのような社内コミュニケーションツールを選べばよいか分からない」という総務・人事担当者もいるのではないでしょうか。

『Zoom Phone』の活用によって、そうした課題を解決できる可能性があります。

本記事では、Zoom Phoneの特徴や機能について解説します。

出典:国土交通省『令和5年度 テレワーク人口実態調査 -調査結果- 』/総務省『令和5年版 情報通信白書


目次[非表示]

  1. 1.Zoom Phoneとは
  2. 2.Zoom Phoneの特徴
    1. 2.1.①通話品質の高さ
    2. 2.2.②障害が発生しにくい可用性の高さ
    3. 2.3.③0ABJ番号が利用可能
  3. 3.Zoom Phoneの機能
    1. 3.1.通話転送
    2. 3.2.代理応答
    3. 3.3.コールキュー
  4. 4.まとめ




Zoom Phoneとは

Zoom Phoneとは、Zoom Video Communications社が提供している、クラウドPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)のサービス名称です。


世界中で活用されているWeb会議ツール『Zoom Meetings』の功績もあり、Zoom Phoneは以下のようにさまざまな強みを持っています。


  • アプリ一つで電話・チャット・Web会議をシームレスに活用できる
  • 通話データ・管理データを完全に暗号化する安全性
  • 利用可能なデバイスの幅広さ
  • 慣れ親しんだユーザーインタフェースによる簡単操作
  • CRMツール、カスタマーサービスツールなど外部ツールと連携できる高い拡張性


なかでも特筆すべきは、Zoom Phoneの名のとおり電話機能です。スマートフォン・タブレット・パソコン、どのデバイスでも受発信が可能なうえ、従業員自身のプライベート端末で活用する際には、会社の電話番号に切り替えて電話発信できます。また、必要に応じて、固定電話機での対応も可能です。

さらに、オフィスの電話機を新たに検討している場合は、Zoom Phoneの導入によりコスト削減も期待できます。



Zoom Phoneの特徴

Zoom Phoneは、リリースから数年で多くの企業・ユーザーが導入しており、注目を集めているサービスです。

多くの企業・ユーザーに利用されている背景には、主に3つの特徴が挙げられます。


①通話品質の高さ

1つ目に、通話音声の品質の高さや電波の安定性が優れているという特徴があります。

クラウドPBXは、インターネットを介して通信・通話を行うという性質上、一般的に「日によって音声品質・電波が安定しない」という課題があります。

一方、Zoom Phoneは、Zoom Meetingsで長年培ってきた音声圧縮技術が採用されているため、安定した通話環境の実現に成功しています。実際に、Zoom Phoneを導入した企業からも「音質や電波が安定しており、品質がよい」「音声品質が格段に優れている」などの声が挙げられています。

クラウドPBXでありながら、高い通話品質を誇っているのがZoom Phoneの大きな特徴です。


②障害が発生しにくい可用性の高さ

2つ目は、通信障害が発生しにくい可用性の高い設計になっている点です。

豪雨や地震などの自然災害は、ときに電話の通信障害をもたらすこともあります。顧客や他拠点との連絡が遮断されることによって、必要な連携がとれなくなったり、業務が中断したりする可能性が生じるうえ、障害時間が長引くほどこのリスクは高まります。

その点、Zoom Phoneは国内に2ヶ所(東京・大阪)のデータセンターを有しており、それぞれが補完することで長時間のダウンタイムが発生しにくい状況を維持しています。


▼一般的なクラウドPBXサービスと、Zoom Phoneの構成比較

一般的なクラウドPBXサービスと、Zoom Phoneの構成比較


長時間のダウンタイムを防止できるということは、BCP()対策の強化にもつながります。

※BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)とは、自然災害やテロ攻撃などの緊急事態において、事業資産の損害を最小限に抑えながら、事業を継続するための方法を決めた計画のこと。


③0ABJ番号が利用可能

Zoom Phoneでは、0A0番号形式()に加えて、0ABJ番号の利用も可能です。

0ABJ番号とは、『0』から始まり10桁で成り立つ電話番号を指します。日本国内で加入電話(固定電話)に使用されているため、なじみ深い電話番号形式の一つです。


▼OABJ番号

OABJ番号

画像引用元:総務省『電気通信番号指定状況 (電気通信番号計画(令和元年総務省告示第6号)第1第4項による公表)


また、0ABJ番号は“信頼性が高い”ともいわれています。その理由は、通話品質をはじめとするさまざまな要件を満たし、総務大臣からの認定を受けた事業者のみが0ABJ番号を提供できるという背景にあります。

Zoom Phoneはこの基準をクリアしているため、既存の電話番号を変更せずに利用できるほか、新規で0ABJ番号を取得して利用できます。

※0A0番号とは、IP電話特有の『050』から始まる電話番号形式のこと。

出典:総務省『電気通信番号指定状況 (電気通信番号計画(令和元年総務省告示第6号)第1第4項による公表)


なお、Zoom Phoneのメリットについては、こちらの記事で解説しています。併せてご覧ください。


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Zoom Phoneの機能

Zoom Phoneは最先端の電話ソリューションとして、充実した機能が備わっています。ここでは、ビジネスシーンでよく使われる機能を3つ紹介します。


通話転送

通話転送


Zoom Phoneでは、3種類の転送方法を活用できます。


▼Zoom Phoneの転送方法

転送方法
詳細
ウォーム転送
転送が完了するまで、通話を保留にする機能
ブラインド転送
受信者と会話せずに、指定の電話番号へ転送する機能
ボイスメールへ転送
指定の電話番号のボイスメールに通話を転送する機能


自身で通話したあとに転送をしたり、自身が通話することなく転送をしたり、状況に応じた柔軟な使い分けができるため、電話応対の効率化・負担軽減にも寄与します。


代理応答

代理応答は、自身の代理をたて、代理となった担当者が電話を受発信できるようにする機能です。特に直通電話を設けている場合に便利です。

担当者が直通電話に出られない場合に、あらかじめ代理に設定されたメンバーが受発信できるようになるため、「電話したけれどつながらなかった」という機会を軽減します。

なお、Zoom Phoneでは最大で15名の代理が設定可能です。


コールキュー

コールキュー


コールキューは、内線番号でグルーピングされたメンバー宛に、同時あるいはローテーションで転送できる機能です。

Zoom Phoneでは以下のように、シーンに応じて細かく設定できます。


  1. 特定の内線番号を割り振られたすべてのメンバーへ同時に転送する
  2. 特定の内線番号を割り振られたメンバーへ、応答されるまで1人ずつ順番に転送する
  3. 特定の内線番号を割り振られたメンバーへ、メンバーの応答回数が均等に分散されるよう転送する
  4. 特定の内線番号を割り振られたメンバーのうち、アイドル状態が長いメンバー順に転送する


本記事では3つをピックアップしましたが、Zoom Phoneにはほかにも多数の機能が搭載されています。



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まとめ

この記事では、Zoom Phoneについて以下の内容を解説しました。


  • Zoom Phoneとは
  • Zoom Phoneの特徴
  • Zoom Phoneの機能


Zoom Phoneは、固定電話番号にかかってきた着信を、場所やデバイスに制限されることなく応対できるクラウドPBXサービスです。

高い安定性かつ高品質な通話音声、通信障害が発生しにくい可用性の高さ、信頼性の高い0ABJ番号が利用可能という特徴のほか、充実した機能がそろっている点も多くの企業に導入されている理由です。

Cloud Service Concierge』では、Zoom Phoneに精通した専門コンシェルジュが導入に向けた無料相談を承っております。導入をご検討中の担当者さまはお気軽にご相談ください。


なお、Zoom Phoneのライセンスについては、こちらの記事で解説しています。

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