Zoom Phoneの導入メリットと選ばれる理由
クラウドPBXサービス『Zoom Phone』は、世界中で人気を博している電話サービスです。
業務効率化に貢献する電話機能が充実していることはいうまでもありません。さらに、電話・チャット・Web会議をアプリ一つでシームレスに連携できる操作性を併せ持っていることは、Zoom Phoneならではの強みです。ビジネスシーンのコミュニケーションを一つに集約できることは、企業にとって大きな魅力ではないでしょうか。
この記事では、Zoom Phoneをご検討中の方に向けて、Zoom Phoneの導入メリットや選ばれる理由について解説します。
なお、「Zoom Phoneの機能や特徴を調べている」という方は、以下の記事をご覧ください。
目次[非表示]
- 1.Zoom Phoneの導入メリット
- 1.1.①社外にいても代表電話で受発信できる
- 1.2.②電話対応を効率化できる
- 1.3.③電話の基本料金・通話料金を削減できる
- 2.Zoom Phoneが選ばれる理由
- 3.まとめ
Zoom Phoneの導入メリット
Zoom Phoneは、インターネット回線を利用して電話を受発信する仕組みのため、“電話機を用意しなくても電話環境を整えられる”という特徴があります。電話環境を整える際に必要なのは以下の3つのみです。
▼利用開始に際して必要なもの
- インターネット環境
- 専用アプリ(Zoom)
- アプリをインストールするデバイス(パソコン・タブレット・スマートフォン)※IP電話機でも利用可能
これによって、従来の一般加入電話(固定電話)では成し得なかったさまざまなことが実現できるようになります。ここでは数あるメリットのうち、3つを厳選して紹介します。
①社外にいても代表電話で受発信できる
1つ目のメリットは、社外にいても代表電話の受発信ができることです。
前提として、Zoom Phoneは固定電話から切り替えた場合でも、現在使用している代表電話の番号を変更せずに利用できます。
そのため、Zoom Phoneの利用環境が構築されたパソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかがあれば、自宅や外出先でも代表電話の受発信が可能になります。
なお、代表電話を利用できるのは着信時のみではありません。発信する際も、代表電話に切り替えて発信できます。
これにより、個人の私用電話番号を相手に知られるのを防ぐとともに、自身の居場所を問わず対応ができるため、電話でのコミュニケーションを円滑にできるという点がメリットです。
「電話当番のためだけに出社しなければならない」「リモートワーク中の従業員に電話の引き継ぎができない」という課題の払拭にも貢献します。
②電話対応を効率化できる
2つ目のメリットは、電話対応の効率化です。
電話対応に際して、「複数のコミュニケーションツールを使っており、煩雑になっている」「電話では説明しきれない場合に、Web会議に移行する手間がかかる」などの課題を感じたことはありませんか。
電話・チャット・Web会議の機能がアプリ一つに集約されているZoom Phoneであれば、そのような電話対応の課題を一挙に効率化することが可能です。
また、営業時間外・休日の電話はボイスメールに転送することで、ワークライフバランスにも貢献します。顧客との電話対応が多い従業員の業務効率向上、ひいては生産性向上を図れる点は大きなメリットだといえます。
③電話の基本料金・通話料金を削減できる
3つ目のメリットは、電話の基本料金や通話料金を削減できることです。
昨今のグローバル化に伴い、海外に拠点を構えている企業のご担当者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。その際、頭を悩ませるポイントの一つが通話料金です。特に海外電話を利用する場合、通話料金が高額になりやすいという課題がありました。
Zoom Phoneの場合は、クラウドPBXを利用するため、インターネット環境下であれば海外でも無料で通話が可能になります。なかには、“Zoom Phoneの導入によって、基本料金・通話料金合わせて約60%のコスト削減につながった”という事例もあります。
コストを削減できるばかりか、海外でも変わらない高品質な音声環境で通話ができるという点は、世界中で利用されているZoom Phoneだからこそのメリットです。
なお、Zoom Phoneを導入する際は、利用状況に合わせて6つのライセンスを選択できます。ライセンスの詳細については以下の記事をご参照ください。
Zoom Phoneが選ばれる理由
電話サービスとしてもコミュニケーションツールとしても、申し分のない機能性を誇っていることはここまで紹介したとおりです。しかし、Zoom Phoneが多くのユーザーに選ばれている理由はそれだけではありません。
①安全性の高さ
デジタル社会の現代、“堅牢なセキュリティであること”“コンプライアンスを遵守できること”は、ツール選定の際の必須ポイントではないでしょうか。
Zoom Phoneは、セキュリティやコンプライアンスを重視して展開されているサービスです。通話や管理におけるさまざまなデータを完全に暗号化することにより、各種業界規格を満たし、認定を受けています。
▼Zoom Phoneが認定を受けている一例
- 国際標準化機構 27001 標準 (ISO 27001)
- SOC 2
- SOC 2 + HITRUST
- CSA Star Level 2 Attestation
また、業界最高水準(99.99%)のサービス・レベル・アグリーメント(Service Level Agreement:サービス品質保証)を策定していることも、安全性の裏づけといえます。
②操作性の高さ
“直感的に操作できる”という点もZoom Phoneが選ばれる理由として挙げられます。
新しいツールを導入する際、従業員に定着するか否かを左右する要素の一つが、この操作性です。
その点Web会議ツール『Zoom』では、慣れ親しんだUI(ユーザーインタフェース)が採用されているため、日常的にZoomを利用している方は特に、導入後のスムーズな活用が期待できます。
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まとめ
この記事では、Zoom Phoneについて以下の内容を解説しました。
- Zoom Phoneの導入メリット
- Zoom Phoneが選ばれる理由
世界で多くのライセンス導入数を誇る、Zoom Phone。人気の理由は、社外にいても代表電話で受発信できる、電話対応を効率化できる、電話の基本料金・通話料金を削減できるなどのメリットです。また、高い安全性・操作性が評価されていることも考えられます。
Zoom Phoneは、審査をクリアし、『Zoom Phone認定インテグレーター』として認定を受けた企業のみが販売を許可されています。認定審査には、過去のVoIP導入に対する顧客の推薦コメントの提出や、各業務のトレーニング、Zoomへのデモ実演などがあり、クリアできた企業は日本国内で10社程度にとどまります。(2023年3月現在)
導入をご検討の際は、ぜひ、Zoom認定ディストリビューターのSB C&S株式会社にご相談ください。
ソフトバンクグループ企業のSB C&S株式会社が運営する『Cloud Service Concierge』では、SaaS業界のサービスに精通した専門チームが、ツールの無料選定や導入支援サービスを承っております。Zoom Phoneをはじめ、さまざまなツールから貴社に必要なSaaS製品のご提案が可能です。
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