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パワーポイント・スライドなど営業資料の作成・改善に使えるチェックリスト

営業資料を効果的に作成・改善するためには、資料の目的を明確に定め、その目的に合った情報を厳選して取り入れることが重要です。
読みにくくなる余計なテキストを削減したり、グラフや画像などの視覚要素を取り入れたりすることで、効果的に伝えることができます。
ですが、資料作成の基本構成や、デザインに慣れていない場合1から資料を作るのが難しいと感じると思います。
そこで無料で利用できるテンプレートを活用すれば、デザインの負担を軽減しながら、短時間で高品質な営業資料の作成が可能です。
本記事では、パワーポイント・スライドなど営業資料の作成・改善に使えるポイントをご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.見やすい資料を作るためのポイント
    1. 1.1.パワーポイントでの効果的なレイアウト例
    2. 1.2.文字や色の使い方の基本的なルール
    3. 1.3.ロゴや著作権に注意したデザインのポイント
  2. 2.資料を改善するためのチェックリスト
    1. 2.1.資料の作成・改善で気をつけたいポイント
    2. 2.2.リストで整理することで得られるメリット
    3. 2.3.チェックリストを活用しよう
  3. 3.効果的な営業資料への仕上げ方
  4. 4.資料作成に使える便利なツール
    1. 4.1.パワポ初心者でも簡単に使えるオンラインデザインツール
    2. 4.2.無料で使えるスライドテンプレートの選び方
    3. 4.3.オンラインデザインツールならCanvaがオススメ!

見やすい資料を作るためのポイント

見やすい営業資料を作成するには、情報の整理と視覚的なバランスが重要です。
まずは、資料を通じて伝えたいメッセージを明確化し、それを軸にスライドの構成を考えます。
情報が多すぎると視聴者の理解を妨げるため、内容を精査し、必要な情報だけに絞り込むことがポイントです。
適切なレイアウトを選ぶことで視覚的に情報を伝えやすくし、スライド全体の配色やフォントを統一することで一貫性を持たせると、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。
また、データや項目をわかりやすく整理し、それぞれの特徴を視覚的に際立たせるためには、グラフや図表を活用することが効果的です。
こうした工夫により、スムーズに情報を伝えられる営業資料が作成できます。

パワーポイントでの効果的なレイアウト例

パワーポイントのレイアウトを決める際には、情報を効果的に伝えられるような工夫が求められます。
例えば、タイトルと内容を明確に分けることで要点が伝わりやすくなり、適度な余白を設けることで整理された印象を与えられます。
さらに、強調したいポイントを際立たせるためには、アイコンやシンプルなイラストを適切に活用すると、強調したい部分が際立ち、パワーポイントを見る人の記憶に残りやすくなります。
パワーポイントによる効果的なレイアウトを作成する際は、これらの例を参考にしながら、シンプルかつ魅力的なデザインを心がけるとよいでしょう。

文字や色の使い方の基本的なルール

文字や色の使い方には基本的なルールが存在します。
特に、文字サイズは視認性と一貫性を意識して設定することが重要です。
タイトルや見出しには大きめのサイズを採用し、内容部分の文字はそれより少し小さめに設定することで、資料全体にメリハリを生むことができます。
また、背景色と文字色のコントラストを十分に確保することで視読性を向上させ、スムーズな情報伝達が可能になります。
加えて、色を選定する際には心理的効果を活用することが有効です。
例えば、青色は信頼や冷静さを感じさせるため、フォーマルな資料に適しており、赤色は強調や注意喚起に適した色としてよく用いられます。
これらのポイントを押さえることで、資料作り全体の質が向上し、伝えたいメッセージをより効果的に伝えることができます。

ロゴや著作権に注意したデザインのポイント

資料作成において、ロゴや著作権に関する配慮は欠かせません。
特に他社のロゴを使用する際には、使用許可を得ることが重要です。
また、自社のロゴも適切なサイズや位置に配置することで、一貫したブランドイメージが保たれます。
デザインを決める際には、著作権フリーの画像や素材を選ぶことで、法的トラブルを避けることができるため、事前に確認し、信頼できる素材を利用しましょう。
これにより、業務上の信用も得られ、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

資料を改善するためのチェックリスト

営業資料や提案書を改善するためには、チェックリストを活用することが不可欠です。
まず、資料の目的を明確にし、誰に向けたものなのかを再確認します。ターゲットのニーズや関心事を深く理解し、それに基づいた内容を盛り込むことが重要です。
次に、情報の整理を行い、わかりやすさを重視した構成にします。
視覚的な要素も考慮し、データや数字はグラフやチャートで表現することでインパクトが増し、視認性の向上に繋がります。
また、提案書においては、具体的な解決策や価値の提示が必須です。
こうしたポイントを意識することで、資料全体の印象がより洗練され、効果的な営業活動をサポートできるでしょう。

資料の作成・改善で気をつけたいポイント

資料作成にあたっては、「読者や聞き手は、営業資料を読みたいと思っているわけではない」という前提を踏まえる必要があります。
そのため、営業を受ける見込み顧客である読者や聞き手にできるだけ負担をかけない構成やストーリーラインを考えることが重要です。
 
営業資料の作成・改善で気をつけたいポイントは以下の3つです。
 
・簡潔に伝える
・数字で語る
・疑問や不安を解消する

 
情報整理を行う際には、内容を段落ごとに分けて書き出し、必要に応じて箇条書きやリスト形式を活用することで、情報の伝わりやすさが大幅に向上します。リスト形式は特に、複数の要素を整理して提示したい場合に効果的です。
さらに、視覚的な要素を資料に取り入れることも忘れないようにしましょう。画像や図表を適切に配置することで、資料全体の魅力が向上し、メッセージがより直感的に伝わるようになります。

リストで整理することで得られるメリット

リストは情報を整理し、円滑なコミュニケーションを実現するための非常に効果的な手法です。
箇条書きを使うことで情報を視覚的に区別しやすくなり、要素間の流れが明確になります。
そのため、大量の情報を扱う際でも混乱せずに整理が可能です。
読者や聞き手にとっては重要なポイントが短時間で把握しやすくなり、注目すべき内容を一目で理解する助けとなります。
さらに、リストは情報の組み立てを効率的に行うためのツールとしても役立ちます。
特にプレゼンテーションの場では、情報を論理的に配置することでスムーズな進行を実現でき、内容の伝達力を高めることが可能です。
また、情報を簡潔にまとめることで時間の無駄を削減し、効率的な資料作成にも貢献します。
このような工夫により、リストは資料全体の伝達効果を向上させる重要な役割を果たします。

チェックリストを活用しよう

営業資料の一般的なアウトラインとその内容は下記のとおりです。

表題

内容

1.表紙

資料の主旨を簡潔に表した表紙にする

2.目次

資料の構成を示し、読み手が必要な情報をすぐに見つけられるようにする

3.資料のサマリー

資料の概要や目的、主要なポイントなどの要点を簡潔にまとめる

4.事業紹介

会社の事業内容や提供サービスの概要を説明し、企業のミッションやビジョンにも触れる

5.市場動向・課題

業界の最新トレンド、市場の成長性、顧客が抱える主な課題などを分析し、サービスの必要性を明確にする

6.サービス概要

提供する商品・サービスの詳細(機能、特徴、利用方法など)を説明し、ターゲット層に適した情報を提示する

7.自社サービスの強み

競合他社との違いや、独自の強み、技術的優位性などを明確にし、サービスの魅力を伝える

8.導入後の効果

サービスを導入することで期待できるメリット(コスト削減、業務効率化、売上向上など)を具体的な数値やデータ、グラフなどを交えながら説明する

9.導入事例

実際の導入企業や成功事例を紹介し、信頼性を高める。企業名、業種、導入の背景、結果などを記載すると効果的

10.料金プラン

提供価格やプランの種類を明示し、わかりやすく比較できる表を活用する

11.導入プロセス

申し込みから利用開始までの流れを具体的に説明する

12.FAQ(よくある質問)

顧客が疑問に思いやすい点を事前に解決するため、よくある課題や解決策を簡潔にまとめる

13.会社概要

企業名、設立年、資本金、従業員数、所在地、代表者名、主要取引先などの基本情報を記載

14.問い合わせ

連絡先(電話番号、メールアドレス、WebサイトURLなど)や担当窓口を記載

効果的な営業資料への仕上げ方

営業資料を効果的に仕上げるためには、明確な構成と伝えたいテーマの一貫性を意識した資料作りが重要です。
まずは全体の組み立てを考え、スライド全体の流れを設計します。
各スライドには明確な役割を与え、イントロダクションでは聴衆の関心を引く内容を取り入れて効果的な導入を行いましょう。
その後、メインメッセージを分かりやすく強調することで、主旨が明確に伝わります。
セクションごとの移行は自然で滑らかにし、全体を通じて統一感のある流れを保つことが大切です。
最後に締めくくりのスライドでメッセージを再度要約し、聴衆に強い印象を残すことでプレゼンテーションの目的を達成できます。
このように計画的な組み立てを重視することが、効果的なプレゼン資料の作成につながります。

資料作成に使える便利なツール

資料作成においては適切なフォーマットを選択することで、資料全体の見やすさや整理のしやすさが向上します。
スムーズに資料を作成するためには、求められる内容を整理した上で優先順位を付けることが不可欠です。
さらに、使いやすいフォーマットを活用しながら進めることで、作業の効率化が期待できます。
こうしたプロセスを徹底することで、より質の高い資料を効率的に完成させることが可能になります。

パワポ初心者でも簡単に使えるオンラインデザインツール

パワーポイントで資料を作成する際には、初心者でも使いやすいテンプレートが多く存在します。これらのテンプレートは、基本的なレイアウトやデザインが整っているため、初心者でも自然な編集が可能です。
また、オンラインデザインツールには無料で利用できるパワーポイントのテンプレートも豊富に提供されており、コストをかけずに資料作成を進められる点が魅力です。
さらに、複数のスタイルを選択できるため、目的やイメージに合ったデザインを簡単に見つけることができます。
ほとんどのテンプレートはすぐに使用を開始できるため、効率的に作業を進めたい場合にも最適です。
これらのテンプレートを活用すれば、より短時間でクオリティの高い資料を作成できます。

無料で使えるスライドテンプレートの選び方

無料で使えるスライドテンプレートを選ぶ際には、目的や内容に応じたデザインを考慮することが重要です。
まず、どのようなトーンが求められているのかを明確にし、ビジネス向けか教育向けかを判断しましょう。
その後、視認性や配色、フォントのスタイルも考慮に入れることで、印象的な資料が完成します。また、特定のアプリケーションに対応したテンプレートを選ぶことで、操作もスムーズになり、資料のデザイン作成の手間が省けます。
ネット上では多くの無料テンプレートが提供されていますが、慎重に選ぶことが大切です。

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