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ニュースレターの作り方とは?基本構成や作成手順、プレスリリースとの違いを解説

ニュースレターは、企業の取り組みや商品・サービスに関する情報などを定期的に届け、顧客やメディアとの関係構築に活用できる情報発信手段の一つです。

ニュースレターを新たに作成する際には、「何を掲載すればよいのか」「プレスリリースやメルマガと何が違うのか」「どのような手順で作ればよいのか」と悩む担当者も少なくありません。
無理なく発行を続けるには、届ける相手や目的を明確にし、掲載する内容や制作の流れを整理しておくことがポイントです。

本記事では、ニュースレターとプレスリリース・メルマガとの違いをはじめ、主な構成パターンや発行する目的、基本構成、具体的な作り方について解説します。
後半では、Canvaを活用してニュースレターを作成する方法も紹介します。

目次[非表示]

  1. ニュースレターとは?プレスリリースやメルマガとの違い
    1. プレスリリースとの違い
    2. メルマガとの違い
  2. ニュースレターの主な構成パターン
  3. ニュースレターを発行する3つの目的
    1. ステークホルダーとの関係を築く
    2. 自社の専門性やブランドを伝える
    3. 社内の情報共有に活用する
  4. ニュースレターに盛り込みたい5つの項目
    1. ①ヘッダー(タイトル・発行日)
    2. ②リード文
    3. ③メインコンテンツ
    4. ④CTA・問い合わせ先
    5. ⑤発行者情報・編集後記
  5. ニュースレターの基本的な作り方
    1. STEP1|目的とターゲットを明確にする
    2. STEP2|構成案を作成し、素材を集める
    3. STEP3|デザインを整え、発行・配信後の反応を確認する
  6. Canvaを活用してニュースレターを内製するコツ
    1. 豊富なテンプレートでレイアウト作成の負担を抑える
    2. ブランドキットを活用してデザインを統一する
    3. AI機能やメール機能を制作に活用する
  7. まとめ

ニュースレターとは?プレスリリースやメルマガとの違い

ニュースレターとは、企業や商品・サービスへの理解を深めてもらうために、メディアや顧客、従業員などへ継続的に情報を届ける手段の一つです。
企業の取り組みや商品開発の背景、業界に関する情報、社内の出来事など、届ける相手や目的に応じて幅広いテーマを扱えます。

企業の情報発信には、ニュースレターのほかにプレスリリースやメルマガなどがあります。それぞれの主な特徴を整理すると、以下のとおりです。

項目

ニュースレター

プレスリリース

メルマガ

主な対象

メディア、顧客、従業員など

主にメディア

顧客、見込み顧客など

主な目的

継続的な情報提供、関係構築

新しい情報の公式発表

情報提供、販促、関係維持

主な内容

企業の取り組み、開発背景、業界情報など

新商品・サービス、調査結果、人事など

商品・サービス情報、キャンペーン、ノウハウなど

発信タイミング

定期・随時

発表事項に応じて

定期・随時

※ニュースレターとメルマガの呼称や使い分けは企業によって異なり、メール形式でニュースレターを配信するケースもあります。

プレスリリースとの違い

プレスリリースは、新商品・サービスや調査結果、人事など、新規性のある情報を主にメディアへ公式に発表するための文書です。

一方、ニュースレターで扱うテーマは、新しい発表事項に限られません。商品が開発された背景や企業の取り組み、業界動向、担当者へのインタビューなど、企業についてより深く知ってもらうための情報も掲載できます。

継続的に情報を発信することで、自社への理解を深めてもらったり、メディアや顧客との接点を維持したりする目的にも活用できます。

メルマガとの違い

メルマガ(メールマガジン)は、顧客や見込み顧客などにメールを通じて情報を届ける手法です。

商品・サービスの紹介やキャンペーン、ノウハウなど、配信する内容はさまざまです。Webサイトへの訪問や問い合わせ、購入など、次の行動につなげる目的で利用されるケースもあります。

ニュースレターは、紙やPDF、メールなどさまざまな形式で発行されます。企業の取り組みや商品開発の背景などを継続的に伝え、企業活動への理解を深めてもらう目的で制作されるケースがある点も特徴です。

関連記事:もう迷わない!成果に繋がるメルマガ デザインを5つのステップで徹底解説|Canva相談センター

ニュースレターの主な構成パターン

ニュースレターは、掲載する情報や見せ方によって、さまざまな構成が考えられます。

発信したい情報だけで決めるのではなく、「誰に読んでもらうのか」「読者がどのような情報を求めているのか」を踏まえて構成を選ぶことが大切です。代表的なパターンを整理すると、以下のとおりです。

構成パターン

特徴

主な内容・活用例

キュレーション型

複数の情報をテーマに沿ってまとめて紹介する

業界ニュース、トレンド、自社の関連記事・コンテンツなど

記事型

一つのテーマを掘り下げ、読み物として構成する

ノウハウ、解説、開発ストーリー、担当者インタビューなど

お知らせ型

自社の最新情報を中心に簡潔に伝える

新商品・サービス、イベント、キャンペーン、企業の取り組みなど

複合型

複数のコンテンツを組み合わせて構成する

メイン記事、お知らせ、関連情報、次号予告など

毎号同じ形式にする必要はありませんが、継続して発行する場合は、基本となる構成を決めておくと、毎号の企画や制作を進める際の基準になります。

ニュースレターを発行する3つの目的

ニュースレターの内容や発行頻度を決めるうえでは、「何のために発行するのか」を明確にすることが大切です。ここでは、企業がニュースレターを活用する主な目的を3つ紹介します。

ステークホルダーとの関係を築く

顧客や取引先、メディアなどへ定期的に情報を届けることで、自社を継続的に知ってもらう機会につながります。

商品・サービスの案内だけでなく、業界情報やノウハウ、自社の取り組みなど、読者にとって参考になる情報を発信することも、企業やブランドへの理解を深めてもらうきっかけになります。

メディア向けのニュースレターであれば、今後の企画や取材テーマを検討する際の参考情報として目にとどまる可能性もあります。

自社の専門性やブランドを伝える

ニュースレターは、自社が持つ知見や価値観を継続的に伝える媒体としても活用できます。

業界動向に関する解説や独自調査、担当者の知見などを発信することで、自社がどのような領域に強みを持つ企業なのかを伝えられます。

また、商品・サービスそのものだけでなく、開発の背景や担当者の考え、社内での取り組みなどを紹介するのも一つの方法です。Webサイトの商品ページだけでは伝えきれない企業の姿勢や特徴を知ってもらう機会にもなります。

社内の情報共有に活用する

ニュースレターは、顧客やメディアなどの社外向けだけでなく、社内の情報共有にも活用できます。

経営陣からのメッセージや各部署の取り組み、プロジェクトの進捗、社員へのインタビューなどを掲載することで、普段は接点の少ない部署の活動を知る機会になります。

拠点が分かれている企業やテレワークを取り入れている企業にとっても、社内の動きや各部署の情報を定期的に共有する手段の一つとして利用できます。

ニュースレターに盛り込みたい5つの項目

ニュースレターの構成は、発行する目的や媒体によって異なります。あらかじめ基本となる項目を決めることで、毎号の企画や制作に共通の型を持たせられます。
特に定期発行する場合は、共通して使用する項目をテンプレート化することで、企画やデザインにかかる負担を抑えられます。

①ヘッダー(タイトル・発行日)

ニュースレターの上部には、タイトルや発行日などの基本情報を配置します。

企業のロゴやブランドカラーを取り入れることで、どの企業・部署が発行しているものなのかを視覚的に伝えられます。定期発行する場合は、「Vol.01」「2026年9月号」など、発行順や時期が分かる情報を加える方法もあります。

②リード文

リード文では、その号で取り上げるテーマや概要を簡潔に伝えます。

本文を読む前に「今回は何について紹介するのか」が分かる内容にすることで、その後のコンテンツにも自然につなげられます。ニュースレターの内容や読者に応じて、担当者からの挨拶や季節に合わせた話題などを盛り込む方法もあります。

③メインコンテンツ

メインコンテンツには、その号で中心的に伝えたい情報を掲載します。
顧客向けであれば商品・サービスの活用方法や担当者インタビュー、メディア向けであれば企業の取り組みや調査データ、社内向けであればプロジェクト紹介や社員インタビューなど、読者に合わせてテーマを設定します。
文章が長くなる場合は、見出しを設けたり、写真や図解を組み合わせたりして、情報を追いやすくすることもポイントです。

④CTA・問い合わせ先

ニュースレターを読んだ後に取ってほしい行動がある場合は、CTA(Call To Action:行動喚起)を設置します。
商品・サービスの詳細ページや関連記事、資料、問い合わせフォームなど、その号の内容と関連する導線を掲載します。
複数のリンクを並べすぎると、どこを見ればよいのか分かりにくくなるため、ニュースレターの目的に合わせて優先する導線を整理することが大切です。

⑤発行者情報・編集後記

ニュースレターの末尾には、発行元の企業名や部署名、問い合わせ先など、必要な発行者情報を記載します。

必要に応じて編集後記や次号予告を加えれば、発行者の考えや次回取り上げるテーマを伝えることも可能です。定期発行する場合は、発行者情報や編集後記の位置を固定すると、毎号のフォーマットにも統一感を持たせられます。

ニュースレターの基本的な作り方

ニュースレターを継続的に発行するためには、毎回ゼロから内容やデザインを考えるのではなく、企画から配信までの流れを決めておくと効率的です。
ここでは、基本的な作り方を3つのステップで紹介します。

STEP1|目的とターゲットを明確にする

最初に、「誰に、何を伝えるニュースレターなのか」を整理します。
顧客向け、メディア向け、社内向けでは、取り上げるテーマや文章のトーンも異なります。ターゲットがどのような情報に関心を持っているのかを考え、読んだ後にどのような理解や行動につなげたいのかまで明確にします。
この段階で検討しておきたいのが、発行頻度と配信方法です。例えば、毎月発行するのであれば、毎号無理なく情報を集め、制作を続けられるかを確認します。

配信方法には、主に次のような選択肢があります。
● 紙媒体を郵送・配布する
● PDFをメールで送付する
● HTMLメールとして配信する
● Web上に掲載して案内する

届け方によって適した構成やデザインも変わるため、制作に入る前に方向性を固めることが大切です。

STEP2|構成案を作成し、素材を集める

目的やターゲットが決まったら、ニュースレター全体の構成を整理します。紙媒体であればページごとに掲載する内容を決め、メールの場合はセクションの順番を検討します。例えば、顧客向けのニュースレターなら、次のような構成が考えられます。

  1. ヘッダー
  2. 挨拶・リード文
  3. メイン記事
  4. 商品・サービスに関するお知らせ
  5. 関連コンテンツ
  6. CTA
  7. 発行者情報

構成が固まったら、各セクションに必要な原稿や写真、イラスト、グラフなどを準備します。原稿では、発行する側が伝えたい情報だけに偏らず、読者にとって知りたい内容になっているかを確認することも欠かせません。社外向けの場合は、社内用語や専門用語が多くなりすぎていないかにも注意が必要です。

STEP3|デザインを整え、発行・配信後の反応を確認する

原稿と素材がそろったら、デザインツールなどを使ってレイアウトを整えます。タイトルや見出しの大きさ、文字量、余白、写真の配置などにメリハリをつけ、情報の優先順位が伝わる紙面・画面に仕上げます。
完成後は、配信前のチェックも必要です。主に次のような点を確認します。

● 誤字・脱字がないか
● 日付や企業名などに誤りがないか
● リンク先が正しく設定されているか
● 画像やレイアウトが崩れていないか
● 問い合わせ先などの情報が最新か

複数人で制作する場合は、確認担当者や承認フローも決めておくと、チェックの抜け漏れを抑えられます。

配信後は、読者の反応を次号の改善に活かします。メールであれば開封率やクリック率、紙媒体であれば、アンケートや問い合わせの状況などが次号を改善する際の参考になります。得られた情報を基に、テーマや構成、配信方法を見直していくことがポイントです。

Canvaを活用してニュースレターを内製するコツ

ニュースレターを継続的に内製する場合、毎回レイアウトやデザインを一から考えていると、担当者の負担が大きくなることがあります。

Canvaにはニュースレター向けのテンプレートが用意されており、素材の配置やデザインの編集、チームでの共有などを一つのツール上で進められます。デザインの経験が少ない場合も、テンプレートやブランド管理、AI機能などを用途に応じて取り入れることで、継続的な制作を支援できます。

関連記事:誰でも簡単に無料でデザイン作成が可能な「Canva」とは?使い方や基本機能、料金プラン、商用利用について解説|Canva相談センター

豊富なテンプレートでレイアウト作成の負担を抑える

ニュースレターを一から制作する場合、情報の配置や配色、見出しのデザインなどを毎回検討する必要があります。

Canvaでは、ニュースレター向けのテンプレートから用途やイメージに合うものを選び、テキストや写真を自社の内容に差し替えながら編集できます。作成したデザインをチームで共有し、複数の担当者で内容を確認することも可能です。

定期発行する場合は、一度整えたデザインを次号以降のベースとして利用する方法もあります。毎号のレイアウトを一から考える必要がなくなり、デザインの統一にもつながります。

Canvaのニュースレターのテンプレート画像

ブランドキットを活用してデザインを統一する

ニュースレターを継続して発行する場合は、号によってロゴや色、フォントなどが大きく変わらないよう、基本的なデザインルールをそろえることが大切です。

Canvaのブランドキットを利用できるプランでは、ロゴやブランドカラー、フォントなどを登録し、デザインに反映できます。

ニュースレターだけでなく、営業資料やSNS投稿などでも共通のブランド要素を利用すれば、媒体をまたいだデザインの統一にも役立ちます。複数の担当者が制作に関わる場合も、あらかじめ決めたルールに沿ってデザインを整えられます。

関連記事:Canvaのブランド機能で社内デザインを統一する方法|Canva相談センター

AI機能やメール機能を制作に活用する

ニュースレターの制作では、デザインに加えて、見出しや本文の作成、データの可視化などにも時間がかかります。こうした工程では、Canvaが提供するAI機能を取り入れる方法があります。

「マジック作文™」では、文章の作成のほか、アウトライン作成や言い換え、要約などが可能です。ニュースレターの見出しや文章案を検討する際にも利用できます。ただし、生成された文章はそのまま使用せず、自社の情報や表現ルールに沿って内容を確認・編集することが大切です。

数値や調査結果を掲載する場合は、Canvaシートのデータを「マジックグラフ」で可視化する方法もあります。元となるデータを更新した際に、連携するグラフへ変更を反映できるため、数値を扱うニュースレターにも活用できます。

また、メール形式で配信する場合は「Canvaメール」も選択肢の一つです。メール向けのテンプレートを利用できるほか、スマートフォン・デスクトップでのプレビュー、テストメールによる確認、HTMLでの出力などに対応しています。GmailやMailchimpへ直接エクスポートする機能も提供されています。

ニュースレターの形式や運用方法に合わせて必要な機能を選ぶことで、企画からデザイン、配信準備までの工程を一つの環境にまとめられます。


関連記事:Canvaシート活用ガイド|業務で“伝わる表”を作る方法|Canva相談センター
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まとめ

ニュースレターを継続的に発行するには、まず「誰に、何を届けるのか」を明確にし、読者に合わせて掲載する内容や構成を考えることが大切です。毎号の基本構成や制作フローをある程度共通化すれば、企画やデザインにかかる負担の軽減にもつながります。

制作後は発行して終わりにせず、メールの開封率やクリック率、アンケート、問い合わせなど、得られる情報を次号のテーマや構成に反映することもポイントです。

継続的にニュースレターを内製する場合は、テンプレートやブランドルールを共有し、複数の担当者でも一定のデザインで制作できる環境を整える方法があります。Canvaでは、ニュースレター向けのテンプレートやブランド管理、文章作成、データの可視化、メール制作などに利用できる機能が提供されています。

『Canva相談センター』では、Canva製品に精通した専門コンシェルジュが導入に向けた無料相談を承っております。ビジネス版Canva導入をご検討中の担当者さまはお気軽にご相談ください。

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