LINE WORKSと他サービスと連携させて業務効率化をしませんか?
現代の連絡手段のツールとして欠かせないLINE。そのLINEのビジネスワークフローツールであるLINE WORKSについてご紹介いたします。
また、LINE WORKSには様々な連携サービスがあることをご存じですか?
本記事ではLINE WORKSと他サービスを連携することでできる業務効率化についてご紹介させていただきます。
目次[非表示]
- 1.LINE WORKSとは
- 2.LINE WORKSと他のサービスを連携させるメリット
- 2.1.効率的なコミュニケーションで業務が円滑に
- 2.2.業務の自動化をしてヒューマンエラーを減らし、作業効率を向上
- 2.3.クラウドストレージサービスと連携することで情報共有の促進
- 2.4.セキュリティサービスとの連携でより安全に利用可能
- 3.LINE WORKSとfreee勤怠管理Plusの連携
- 4.LINE WORKSとクラウドサインの連携
- 5.LINE WORKSとコラボフローの連携
- 6.LINE WORKSとRECEPTIONISTの連携
- 7.LINE WORKSとDropboxの連携
- 8.まとめ
LINE WORKSとは
LINE WORKSはLINE WORKS株式会社が提供するビジネス向けコミュニケーションツールです。LINEの使いやすさをそのままに、ビジネス環境に特化した様々な機能を提供しています。
主に、社内外のコミュニケーションや業務の効率化を目的としており、メッセージの送受信、ビデオ会議、スケジュール管理、タスク管理、社内周知などの機能が備わっています。また、セキュリティ面にも配慮されており、企業が安心して利用できるような設計になっています。
使用感は通常のLINEのトーク画面のUIと似たような形で利用できるため、従来のビジネスツールに比べて直感的で使いやすいインターフェースを持ち、社員同士のコミュニケーションを活性化させることができます。また、APIの提供により、他の業務システムとの連携も可能で、業務の自動化や効率化を図ることができます。小規模なビジネスから大企業まで、幅広い規模の組織で利用されています。
LINE WORKSと他のサービスを連携させるメリット
効率的なコミュニケーションで業務が円滑に
LINE WORKSは単体でもビジネスコミュニケーションにおいて大変便利なツールですが、他のサービスと連携することで、情報の集約や共有がさらにスムーズになります。
例えば、プロジェクト管理ツールやカレンダーアプリと連携することで、スケジュールの確認や更新がLINE WORKS上で可能になり、チーム内のコミュニケーションが一元化されます。
業務の自動化をしてヒューマンエラーを減らし、作業効率を向上
LINE WORKSをCRMシステムやERPなどのビジネスアプリケーションと連携させることで、顧客情報の更新や在庫管理、会計業務、精算管理などの業務を自動化できます。
これにより、手作業によるヒューマンエラーを減らし、作業効率の向上に繋がります。
クラウドストレージサービスと連携することで情報共有の促進
LINE WORKSとドキュメント管理システムやDropboxなどのクラウドストレージサービスを連携させることで、ファイルやドキュメントの共有が容易になります。チームメンバーが必要な情報にすぐにアクセスできるようになるため、プロジェクトの進行がスムーズになります。
LINE WORKSとDropboxの連携につきましてはこの後の項目でご紹介させていただきます。
セキュリティサービスとの連携でより安全に利用可能
LINE WORKSはビジネス用途に特化したセキュリティ機能を備えていますが、
他のセキュリティサービスとの連携によって、さらに安全なコミュニケーション環境を構築できます。
例えば、二要素認証やセキュリティ監視ツールとの連携により、不正アクセスやデータ漏洩のリスクを低減できます。
以上のように、LINE WORKSを他のサービスと連携させることで、コミュニケーションの効率化、業務の自動化、情報共有の促進、セキュリティの向上、カスタマイズと柔軟性の向上など、ビジネス運営における多くのメリットがあります。
次項から実際どんなサービスと連携可能か具体的な例をご紹介いたします。
LINE WORKSとfreee勤怠管理Plusの連携
freee勤怠管理Plusは、クラウド会計ソフトで知られるfreee株式会社が提供する勤怠管理サービスです。このサービスは、従業員の出勤・退勤の打刻、休暇管理、残業管理、勤怠データの集計など、勤怠に関わる一連の業務をオンラインで簡単に管理できるように設計されています。PCやスマートフォンからアクセスできるため、場所を選ばずに利用することが可能です。
勤怠システムの利用だけでも十分便利ですが、打刻漏れなどがあり管理する従業員の
手間が増えたりなど容易に考えられます。
そこで、LINE WORKSとfreee勤怠管理Plusを連携することで、ビジネスの効率化をさらに推進することができます。以下は、その連携によって実現可能な内容をご紹介いたします。
■勤怠情報の簡単な共有と確認が可能
LINE WORKSを利用している従業員は、freee勤怠管理Plusに登録された勤怠情報を簡単に確認することができます。これにより、管理者や従業員自身がいつでも最新の勤怠状況を把握できるようになります。
■出勤・退勤の打刻が可能
LINE WORKSのチャット機能を通じて、出勤や退勤の打刻が可能になります。従業員は、LINE WORKSのアプリから直接、勤怠打刻を行うことができ、これにより打刻の手間が軽減されます。
■休暇申請の簡易化が可能
LINE WORKS上で直接、休暇の申請や承認のプロセスを行うことができます。従業員は手軽に休暇申請を行え、管理者も迅速に承認作業を行うことができます。
LINE WORKSとクラウドサインの連携
弁護士ドットコムが提供するクラウドサインは企業や自治体などでの導入実績250万社を超える電子契約市場No.1*の電子契約サービスです。圧倒的な認知度を誇っており、お取引先様へ抵抗もなく提案・推進をすることの出来るサービスです。
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契約書など各種書類のやり取りは担当者と申請者との間で、申請、承認などやり取りがあり
都度双方の手間が増え業務効率を下げることも考えられます。
そこで、LINE WORKSとクラウドサインを連携することで、ビジネスの効率化をさらに推進することができます。以下は、その連携によって実現可能な内容をご紹介いたします。
■契約プロセスのスピードアップの期待ができる
LINE WORKSを通じて、クラウドサインの契約書送信や締結の通知を受け取ることができます。これにより、契約書の作成から署名、契約成立までのプロセスがスムーズに進み、業務のスピードアップが図れます。
■契約状況のリアルタイム確認が可能
契約書の送信や署名の状況をLINE WORKS上で確認できるため、契約プロセスの進捗管理が容易になります。関係者はいつでも最新の契約状況を把握でき、必要に応じて迅速な対応が可能です。
■セキュリティの向上の期待ができる
クラウドサインは電子署名法に基づいた法的効力を持つ電子署名を提供しており、LINE WORKSとの連携により、ビジネスコミュニケーションのセキュリティを維持しながら、安全な契約プロセスを実現できます。
■コミュニケーションの効率化が期待できる
契約に関する質問や確認事項をLINE WORKSを通じて即座に行うことができます。これにより、メールや電話でのやり取りに比べて迅速にコミュニケーションを取ることが可能になり、契約プロセスのさらなる効率化を図れます。
■業務の自動化と効率化が図れる
LINE WORKSとクラウドサインの連携により、契約書の作成から送信、署名、契約成立までのプロセスを自動化できます。これにより、手作業による時間とコストを削減し、業務の効率化を実現できます。
LINE WORKSとコラボフローの連携
コラボフローは、業務プロセスの可視化、自動化、最適化を支援するワークフロー管理ツールです。企業や組織内で発生する様々な業務フローをデジタル化し、効率的に管理することが可能になります。このツールを利用することで、書類の承認プロセス、タスクの割り当て、プロジェクト管理など、多岐にわたる業務プロセスを一元的に管理することができます。
業務プロセスの最適化などはよくあげられる課題かと思いますが、
LINE WORKSとコラボフローを連携することで実現可能な内容をご紹介いたします。
■承認プロセスのスピードアップの期待ができる
コラボフローで設定された承認フローに関する通知をLINE WORKSで受け取り、LINE WORKS上で承認、差戻し作業を行うことができます。これにより、承認待ちのタスクが迅速に処理され、業務の遅延を防ぐことができます。
■LINE WORKS上から必要な申請書を呼び出せる
社内での手続きに必要な申請書をLINE WORKS上からキーワード一致で呼び出すことができます。呼び出した申請書はコラボフローに遷移して編集、申請が可能です。
LINE WORKS上で、業務フローとして必要な申請などのコラボフローの機能を呼び出せるので、煩わしいツールの使い分けを減らし、効率的な業務の進行をサポートします。
LINE WORKSとRECEPTIONISTの連携
RECEPTIONISTは、オフィスや施設の受付業務をデジタル化し、自動化するためのサービスです。タブレット端末を使用して訪問者の受付から管理までを一元的に行うことができるクラウド型の受付管理システムを提供しています。主に企業のオフィス受付や医療機関、イベント会場など、さまざまなシーンで利用されています。
日々多数の来客がある企業ですと、来客がある度に受付が担当者へ繋ぐといった業務フローが発生し、担当者が離席中や別件対応中の場合、すぐに取り次げないといった事も考えられます。
そこでLINE WORKSとRECEPTIONISTを連携することで、
実現可能な内容をご紹介いたします。
■訪問者の到着をLINE WORKSで通知することが可能
RECEPTIONISTで訪問者が受付を行うと、自動的にLINE WORKSを通じて担当者や受付担当者に通知が送られます。これにより、訪問者の到着をリアルタイムで把握でき、迅速な対応が可能になります。
■非接触で受付から担当者への連携が可能
特に感染症対策として重視される非接触受付をRECEPTIONISTで実現し、その情報をLINE WORKSを通じて共有することで、安心・安全なオフィス環境を提供できます。
■受付業務の効率的を図ることが可能
LINE WORKSでのコミュニケーションを活用することで、受付担当者と社内スタッフ間のやり取りがスムーズになります。例えば、訪問者の対応に特定のスタッフが必要な場合、すぐに連絡を取り合って調整することができます。
▼導入事例▼
https://line-works.com/cases/wagokoro/
LINE WORKSとDropboxの連携
Dropboxは、クラウドストレージサービスの一つで、クラウドストレージの利用用途だけではなく、ファイルの共有、同期をオンライン上で行うことができます。2007年に設立され個人ユーザーから企業ユーザーまで幅広く利用されているクラウドストレージサービスになります。
日々の業務で社内の方とのファイルのやり取りが多い場合、わざわざ保存している場所から
チャットやメールに添付することが手間かと思います、
そこでLINE WORKSとDropboxを連携することで実現可能な内容をご紹介いたします。
■ファイル共有の簡略化が可能
LINE WORKSのメッセージやトークルームに直接Dropbox内のファイルやフォルダへのリンクを共有することができます。これにより、受け取ったリンクから直接アクセスができメール添付や別途リンクをコピー&ペーストする手間が省け、スムーズなファイル共有が可能となり、業務の効率化を図ることができます。
■セキュリティの強化が可能
Dropboxはセキュリティ対策がしっかりと施されたサービスです。LINE WORKSとの連携により、セキュアな環境下でファイルを共有できるため、企業の重要な情報が外部に漏れるリスクを低減できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。LINE WORKSと連携できるサービスについてご紹介させていただきましたが、LINE WORKSとご紹介させていただいたサービスを連携することで、多角的に業務効率の改善を図ることが可能かと思います。
LINE WORKSといずれの連携サービスもCloud Service Concierge にてお取り扱いがございます。
サービスの連携や各製品の機能詳細について更に詳しく知りたい方は『Cloud Service Concierge 』へお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
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